東芝デジタルソリューションズ、アセット統合データ基盤を搭載したIoTクラウドサービスを提供開始

高度経済成長期に建設された工場やプラントでは、老朽化した設備の故障による生産停止といったトラブルが増加しており、また、少子高齢化を背景とした労働人口の減少に伴い、多くの現場で設備の運転・全業務における労働力不足の課題に直面している。

特に今年はコロナ禍により現場に行けないといった状況への対応に迫られ、コスト面だけでなく環境面からもエネルギー最適化は必須となっている。このような設備の運転・保全課題の解決策として、IoTやAIなどのデジタル技術に大きな期待が寄せられている。

東芝デジタルソリューションズ株式会社は、株式会社東芝が培ってきた社会インフラやエネルギー、プラントなどの運転・保全の知見から新たに開発した「アセット統合データ基盤」を搭載した「工場・プラント向けアセットIoTクラウドサービス Meister OperateX」を新発売し「設備・機器メーカー向けアセットIoTクラウドサービス Meister RemoteX」をリニューアルして提供を開始した。

Meister OperateXは、設備の稼働データをリモートで収集・活用することで、現場での記録作業を削減するとともに、データを活用した作業支援やナレッジ化により作業の効率化を図り、現場作業のリモート化、安全や省人化に寄与する。また、工場施設・設備の遠隔監視や異常検知を行うことでトラブル発生を未然に防ぎ、安定的な操業の実現をサポートする。
東芝デジタルソリューションズ、アセット統合データ基盤を搭載したIoTクラウドサービスを提供開始

東芝デジタルソリューションズ、アセット統合データ基盤を搭載したIoTクラウドサービスを提供開始
さらに、生産に必要となるエネルギー供給量及び利用実績、さらに利用計画に対して供給の余力やトレンドを可視化し管理することによって、過度なエネルギー供給・利用を抑え、生産に必要とする動力量と供給できる能力の最適化を図りエネルギー効率の向上に寄与する。
東芝デジタルソリューションズ、アセット統合データ基盤を搭載したIoTクラウドサービスを提供開始
Meister OperateXを活用することで、工場やプラントに分散配置されたさまざまな設備・機器の今の状況を包括的に捉え、工場・プラント全体の最適な運転やメンテナンス業務の効率化、エネルギー効率の最適化による止まらない工場・プラントの実現に貢献する。

他方、これまで提供してきたMeister RemoteXにもアセット統合データ基盤を搭載することにより、Meister RemoteXとMeister OperateXのシームレスな連携を可能にし、工場・プラント及びそこに設備・機器を納めるメーカーをデジタルでつなぎ、ニューノーマル時代の新しいアセットO&M(Operation & Maintenance)(※)の実現をサポートする。

※ O&M(Operation & Maintenance):プラントや工場の施設・設備を対象とした運用・運転(オペレーション)や保全・保守(メンテナンス)を示す際に使用される用語。業務としては、各処理プロセスのモニタリングや設備装置の運転操作(典型的な例では中央監視室からの監視と遠隔操作)、機械・電気・付帯設備の定期点検・記録、設備・機器類の機能を十分に発揮、維持させるための機器調整・消耗品の補充、不具合発生時の補修や予備パーツへの交換、設備メーカーへの修理手配など。

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