竹中工務店とドコモ、AI運行バスを活用して建設MaaSオンデマンド移動及び搬送の実証実験を開始

建設現場における行政協議や資材調達のための移動時間、および必要資材の搬入タイミングの遅れによる作業の待ち時間を短縮することは、生産性を向上することにつながる。加えて、ウィズコロナにおける交通手段には、移動の効率化だけでなく「混雑を避けられる」「感染経路を特定できる」というニーズも高まっている。

株式会社竹中工務店と株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、ドコモの「AI運行バス」システムを活用し、建設現場における需要に応じた貨客混載輸送を核とする「建設MaaSオンデマンド移動&搬送」実証実験を10月5日~11月4日の期間、人の移動を中心に検証を実施してきた。

そしてこのほど、11月5日~11月30日の期間中にオンデマンドによる人・モノの貨客混載輸送の検証を大阪市内で実施する。

建設 MaaSは、竹中工務店が大阪・関西万博People’s Living Lab促進会議アイデア提案募集で提案した概念で、近年世界で取組みが進んでいるMaaSの考え方や技術サービスを建設業に適用して、建設中の交通・物流・サービスに関する課題解決をしながら、完成後のまちで実装されるMaaSに活かすことをめざす取組みである。

同実証実験では、竹中工務店社員および協力会社関係者約1,000名の対象者が、IoTプラットフォーム「Linking(※)」対応のIoTデバイスを所持しAI運行バス活用前後で比較することで、貨客混載オンデマンド輸送による移動方法の変化及び効率化の効果を検証する。搬送物は建設副資材(養生材・カラーコーン・消耗品雑材など)や弁当などの飲食物(ほっかほっか亭総本部と連携)だ。

これにより、人の移動時間を削減しながら同時にそのモビリティ移動を利用したモノの搬送をシステムを活用して利便性高く簡単に行うことをめざす。さらにモビリティ乗車中も、コロナ対策のほか、車酔い軽減対策やノートパソコンを利用しやすい環境整備をすることで、快適に仕事が進められる価値ある移動時間にすることを試みる。

竹中工務店とドコモ、AI運行バスを活用して建設MaaSオンデマンド移動及び搬送の実証実験を開始
実証実験の範囲
竹中工務店とドコモ、AI運行バスを活用して建設MaaSオンデマンド移動及び搬送の実証実験を開始
実証実験で使用する車両と車内環境
竹中工務店とドコモ、AI運行バスを活用して建設MaaSオンデマンド移動及び搬送の実証実験を開始
実証実験の実施状況イメージ写真
竹中工務店とドコモ、AI運行バスを活用して建設MaaSオンデマンド移動及び搬送の実証実験を開始
実証実験の実施状況イメージ写真

※ Linking:複数のアプリと複数のデバイスの連携情報を一元的に管理し、アプリとデバイスを相互に簡単に連携させるためのプラットフォーム。

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