パナソニック、「顔認証クラウドサービス パートナープログラム」を提供開始

少子高齢化や人手不足に伴い注目されてきた顔認証技術は、ニューノーマル時代においては非接触へのニーズの急増とともに、自社サービスと組み合わせて使いたい、あるいはすぐに導入したいといった声が増えており、素早く展開できる形態の顔認証技術への需要が高まってきている。特に現場の効率化が喫緊の課題となっており、本人確認、人件費削減、業務効率化、の目的としてソフトウェアサービスの形態で顔認証の導入を検討する業界、企業が増加している。

パナソニック株式会社 コネクティッドソリューションズ社とパナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社(以下、パナソニック)は、顔認証技術を用いたサービスを法人客に展開したいパートナー企業に対し「顔認証クラウドサービス パートナープログラム」を提供開始した。

同プログラムは、パートナー企業によるサービス開発において顔認証APIの無料トライアルやガイドラインの提供でパナソニックの顔認証を活用したサービスを簡単・短期間で開発することができる。これによりサービス開発工数の軽減に貢献し、更なるパートナー企業のサービス向上に貢献する。

また、「現場センシングソリューション」事業体制下で、顔認証の営業・開発部門のメンバーがパートナー企業のビジネスをサポートする。パートナー企業専用問い合わせ窓口を開設し、営業・開発が一体となって実現すべき事業やロードマップをともに共有し、その実現に向けてパートナー企業のビジネスを支援する。また、ソリューション実証の場も提供する予定としている。

さらに、Webセミナーやワークショップ、イベント展示会を共同で行うことでパートナー企業の販路拡大をサポートする。また、パナソニックのウェブページでパートナー企業の会社ロゴを掲載し共同でプロモーションを行う。

なお、同プログラムでは以下3つのパートナーカテゴリーにおいてパートナー企業を7月より募集しており、現在約10社が加入している。

  • セールスパートナー
  • パナソニックの顔認証サービス(対象は顔認証SaaSプラットフォーム)を再販もしくは販売連携する企業

  • ソリューションパートナー
  • 顔認証SaaSプラットフォームを自社サービスとセットでソリューション展開する企業

  • テクノロジーパートナー
  • 顔認証APIやSaaSプラットフォームを自社サービスに組み込み商品開発する企業

パナソニックは同プログラムを通じて、顔認証クラウドサービスで販売規模100億円以上を目指すとしている。

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