NTTとSAPが戦略的提携を拡大、サプライチェーンの高度化等を推進

日本電信電話株式会社(以下、NTT)とSAP SE(以下、SAP)は、これまで30年以上にわたって協業し、グローバルに企業向けビジネスニーズの支援を行ってきた。2016年9月にはグローバルでの業務拡大を発表している。

そしてこのほど、両者がそれぞれの顧客、サプライヤ、共創イノベーターとしてサービスを提供する全方位的なパートナーシップ構築に向けた戦略的提携を拡大すると発表した。

同提携により両者の能力や専門性をさらに活用し、企業をインテリジェントエンタープライズ(※)に変革するソリューションを提供するとのこと。

今後はデジタルでつながるグローバルなバリューチェーンを構築し、リモートワールドやコネクテッドワールドを支援するソリューションを提供する予定だ。SAPのIoTやエッジコンピューティング、機械学習等の技術とNTTのICT技術やハイブリッドクラウド技術力を組み合わせ、コネクテッドバリューチェーンソリューションを共同開発・マーケティングを行うことで、顧客、サプライヤ、小売業者、製造業者、配送業者にわたって統一化、自動化された連携が可能だという。

また、データに対するリアルタイムのアクセスと分析を可能にすることで、企業がその情報を活用してサプライチェーン全体の俊敏性と弾力性を高めることができるとしている。たとえば「コネクテッドサイト」により拠点内の備品資産の追跡、従業員の安全性向上、設備の信頼性向上、および業務効率化が可能となるほか、「コネクテッドモビリティ」は移動中の資産を追跡して、信頼性の高い物流と安全な輸送を実現するとのことだ。

※ インテリジェントエンタープライズ:SAPが提唱する概念。従業員がより価値の高い成果に集中できるように人工知能(AI)、機械学習(ML)、モノのインターネット(IoT)、分析などの最新テクノロジーを活用する企業のあり方。

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