凸版印刷とインフィック、AI学習により個人に合わせた異常行動の検知を実現する 介護業務支援システムを開発

近年、少子高齢化の進行による介護需要が拡大しており、それに伴う介護従事者数の不足が喫緊の社会課題となっている。

凸版印刷株式会社と介護総合支援事業を展開するインフィック株式会社は、少子高齢化の進行により介護従事者が不足しているという社会課題に対して、センシングとAIを活用した介護業務支援システム「LASHIC+」を開発し、販売を開始した。

LASHIC+は、温度・湿度・照度・人感・ドア開閉等を検知する簡易センサーとそれらの取得情報を統合解析できるAIにより、プライバシーを保護した状態で施設入居者の行動を把握するシステムである。インフィックが展開する高齢者生活支援見守りプラットフォーム「LASHIC」と連携が可能だ。

また、個人ごとに取得したデータをAIが学習することで、施設入居者の普段とは異なる行動(異常行動)を検知し、介護従事者に向けてアラート発報をすることができます。これにより、個々人の入居者に合わせた必要十分なアラート発報による介護従事者の業務負荷を軽減します。

さらに、LASHIC+で使用する簡易センサー群は追加施工が不要で、居室への後付けが可能だ。センサー設置後、特殊な作業の必要はなく、一定期間の自動データ取得により個々人に合わせた異常行動を検出する。

LASHIC+の提供開始に先立ち、インフィックのグループ法人である株式会社まごころ介護サービスの介護施設「まごころの家*馬渕」に既に導入されている。

なお、LASHIC+の初期導入費は1部屋当たり27,000円~、月額ライセンス費は1部屋当たり4,200円~となっている。

今後凸版印刷は、LASHIC+の特長である簡易取り付け可能かつ安価なセンサーの利用により、施設介護や地域包括ケアを見据えた在宅介護の領域へ展開を進め、2022年度までに関連受注を含め10億円の売り上げを目指すとしている。

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