カシオとアシックスが協業、ランナー向けパーソナルコーチングサービス「Runmetrix」を提供開始

内閣府のSociety5.0にもある通り、近年、医療や介護に依存することなく、自立した生活を送ることができる健康寿命という考え方の重要性が高まっている。また、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、スポーツ・健康への意識がこれまで以上に高まっているほか、デジタル技術を用いたリモートでのコーチングシステムに対する需要が増すことが予想され,それらをサポートする取り組みが求められている。

カシオ計算機株式会社と株式会社アシックスは、ランナー向けパーソナルコーチングサービス「Runmetrix」の提供を契機として、スポーツを通して健康で活気ある社会の実現を目指した価値共創事業を本格的にスタートする。

スポーツが心身の健康にもたらす効果に注目し、カシオがもつウエアラブルデバイスの開発力やセンシング技術のノウハウと、アシックスがもつスポーツ工学の知見やデータという両社の強みを生かし、スポーツ・健康市場において一人一人にパーソナライズされたユーザー体験の提供を進めるとのことだ。
カシオとアシックスが協業、ランナー向けパーソナルコーチングサービス「Runmetrix」を提供開始
共創事業の第一弾として、ランナー向けパーソナルコーチングサービス「Runmetrix」を3月4日より提供開始する(アプリは1月27日に先行リリース)。両社の強みを生かしたアプリと端末で、初心者から上級者まで、ランナーの目的やレベルに合わせたパーソナルコーチングを実現する。

3月4日発売のGPSや9軸センサーを搭載したモーションセンサー「CMT-S20R-AS」を腰に装着して走ることで、走行距離やペース、ピッチ、ストライドに加えて、体幹の傾きや骨盤の回転、接地衝撃などフォームに関する20種類以上の指標を算出する。それらの指標をもとに、アプリ上にて3Dフォーム分析や改善のためのアドバイスを掲示し、目的に合わせた練習プランや、解析結果をもとに提示されるストレッチ、筋力トレーニングからなる「からだづくりプログラム」を作成する。カシオとアシックスが協業、ランナー向けパーソナルコーチングサービス「Runmetrix」を提供開始

カシオとアシックスが協業、ランナー向けパーソナルコーチングサービス「Runmetrix」を提供開始

また、G-SHOCKの「GSR-H1000AS」を活用すると、ランニング中にペースや距離、心拍などの情報も確認でき、さらにモーションセンサーと連携することで、フォーム指標をリアルタイムで確認することや、フォームの乱れを検知して通知することも可能だ。なお、3月4日以前はスマホのGPSを利用することで走行時間や距離、軌跡などランニング計測と記録の管理ができる。カシオとアシックスが協業、ランナー向けパーソナルコーチングサービス「Runmetrix」を提供開始

今後両社では、ランニングのみならず健康領域にも拡大を進め、共創事業の第二弾としてウォーキングの新サービス「Walkmetrix」の提供も予定しており、2021年10月の導入を目指すとしている。併せて同構想の積極的な推進に向けて合弁会社の設立を検討しているとのことだ。

なお、Runmetrixの利用料は無料で、CMT-S20R-ASは14,080円(税込)、GSR-H1000AS-SETは57,200円(税込)となっている。

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