オープンストリームとSBクラウド、食品保管時の温度情報を管理するサービス「HACCP-RA」を提供開始

改正食品衛生法により、食品を扱う事業者に対して2020年6月からHACCPに沿った衛生管理の義務化が開始された。事業者は、食品の衛生管理の実施状況について工程ごとに洗い出し、管理、記録、保存する必要があり、2021年6月からは完全義務化となる。

株式会社オープンストリームとSBクラウド株式会社は、食品事業者に対して食品保管時の温度情報を監視、収集、可視化、管理するサービス「HACCP-RA」を開発し、提供を開始した。詳しい特長は以下の通り。

  • センサーを設置するだけで、HACCP管理に対応
  • HACCP-RAは、温度をモニタリングするセンサーを設置するだけで、データ履歴を保持・可視化できる。オープンストリームから送付するセンサー類(親機と子機)の電源をコンセントに差し、専用クラウドシステムの画面にログインするだけで、受け取ったその日から利用できる。モバイルからもログインできるため、いつでもどこでも管理画面を確認できる。

    オープンストリームとSBクラウド、食品保管時の温度情報を管理するサービス「HACCP-RA」を提供開始
    冷蔵庫内へのセンサー設置の様子
  • 店舗ごとのデータの取りまとめや帳票での管理負担を軽減
  • クラウド環境でHACCP-RAを利用することで、複数の店舗状況を一元管理できる。各店舗に設置したセンサーにより、庫内の温度をリアルタイムで確認ができるほか、クラウド上にログが蓄積される。CSV出力機能を搭載しているため、紙による複数店舗のデータ取りまとめや帳票での管理が不要になり、事業者の負担を軽減できる。

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    管理画面
  • グラフ化で直感的に把握
  • 集めたデータは管理画面上でグラフ(折れ線グラフ)化され、各店舗の温度の推移を直感的に把握できる。各センサーのバッテリーの残量もグラフ上で確認できるため、見落としを防げるという。

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    管理画面
  • 異常検知アラート
  • 庫内の温度が基準値から逸脱した場合、メールで異常を通知する。リアルタイムで通知されるため、管理者は迅速な対応が可能だ。

今後は、機械学習を活用した「予兆検知機能」を提供する予定としている。予兆検知機能は、クラウド上に蓄積した過去のデータをもとにAIが異常を予測し、発生前に管理者に通知する機能である。これにより、温度上昇などのトラブルを未然に防ぐことができる。