リンクジャパンとエントラック、CO2濃度に合わせて自動ドアを開閉する「換気用IoTドア」を開発

緊急事態宣言の延長が決定される等、コロナ収束の目処が未だ立たない中、厚生労働省は飲食店及び施設等に於いて三密を回避する為、定期的な空気の入れ替えが推奨されている。

しかしながら、大部分の飲食店及び施設では自動ドアを開けた状態に固定しての換気が行われている為、空調効率が低下し、無駄な電気代が発生するだけでなく「夏は暑すぎて、冬は寒すぎる」といった室内環境の悪化や、害虫・ネズミ・埃の侵入など、様々な問題が併発している。

また、忙しい時間帯ではスタッフが換気をし忘れるなど、気付かないうちに三密状態になってしまうことがあり、空気質の管理は飲食店及び施設スタッフの大きな負担となっている。

株式会社リンクジャパン(以下、LinkJapan)と株式会社エントラックは、店舗・施設向けに「換気用IoTドア」の共同開発を行い、実用化に成功した。

同製品は、LinkJapanのCO2センサー「eAir」が、室内のCO2濃度が1,000ppmに上昇した事を検知するとスマートプラグ「ePlug」が稼働し、自動ドアの制御装置に信号を入力させてドアを開き、換気後、CO2濃度が900ppmに下降した事を検知すると自動ドアの信号を止めて、通常のドアとして作動させる。電源制御していないため、安全に自動ドアを使用できる。なお、開閉を開始するCO2濃度の数値は自由に設定可能だ。

また、eAirとePlugの連動でサーキュレーターとの連動も可能なため、CO2濃度を意識せずとも室内の空気を最適な状態に保てるという。さらに、パソコンで各店舗のCO2濃度や温湿度情報の一括監視やドアの開閉回数を記録することができる。
リンクジャパンとエントラック、CO2濃度に合わせて自動ドアを開閉する「換気用IoTドア」を開発
同製品を活用することで、ドアの開け放しによる空調効率の低下を防ぎ、無駄な電気代を削減できる。