NEC、独自の音声認識技術を活用した現場業務のDXを支援するサービスを開始

NECは本日、独自の音声認識技術を活用したDX支援サービス「NEC Enhanced Speech Analysis 高性能音声解析」を開発したことを発表した。

その第一弾として、NECのクラウド基盤上でテキスト化した音声認識結果を返送する「APIサービス」と、Web会議の音声をリアルタイムでテキスト化し出力可能な「Meeting Assistant」の提供を開始する。(トップ画参照。NEC HPより引用)

「NEC Enhanced Speech Analysis 高性能音声解析」は、自由会話の認識、耐騒音性、また、複数の人が参加している会話でも発言毎に話者識別できることが特長だ。

2月に実施された社内実証では、自由会話の認識精度が平均94%であったことを発表している。

また、テキスト分析技術「NEC Advanced Analytics -テキスト分析 with Deep Learning」などを組み合わせることで、会話内容の要約やNGワードの自動検出、契約時における証跡作成が可能になる。

NEC、独自の音声認識技術を活用した現場業務のDXを支援するサービスを開始
「Meeting Assistant」の画面イメージ。

各サービスの特長

「APIサービス」

音声データをNECのクラウド基盤上でテキスト変換する。別途システムを構築することにより、音声認識した結果を顧客のシステムへ返送する。提供価格は900円/10時間~で、2022年3月7日より開始。

「Meeting Assistant」

Webアプリケーションを通じて発話内容をリアルタイムにテキスト化する。テキスト化は発話者名も自動付記できる他、テキスト変換された発話内容をテキスト形式で出力することも可能。また、会議開始時に議事録タイトルや出席者等の情報を登録することで、過去の議事録の一覧管理を行うことができる。現在はZoomに対応しており、その他Web会議サービスには2022年6月頃より対応を予定。価格は3,000円/10時間~で、2022年3月31日より開始。

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