TMYTEK、学術・研究開発に向けた5Gミリ波対応の開発キットを発表

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TMY Technology(以下、TMYTEK)は本日、学術・研究開発向けの5Gミリ波開発キットの提供を開始したことを発表した。

今回発表された開発キットのパッケージには、信号源、アレイアンテナ、ビームフォーマー、アンプ、パワーディテクター、RFケーブルが含まれており、5G通信システムをセットアップして機器上でビームフォーミングの結果を観察し、アンテナ設計とプロトコル検証に関する研究を行うことができる。

また、ソフトウェアGUIのTMXLAB Kit(TLK)をLANポート経由でTMYTEKのBBボードに接続し、各RFポートの位相と振幅を制御することで、ビームを形成することが可能。APIが付属しており、LabVIEW、Matlab、Python、C#、C++などのプログラミング言語と互換性を持っている。

TMYTEKは、ビームフォーミングの原理を学ぶための汎用的な5G ミリ波コースウェアとLab Cookbookを作成し、ミリ波信号の伝搬特性を理解するための実験を行っている。

コースウェアでは、アレイアンテナによるリンクバジェット、各RFチャンネルのゲインの調整と測定、建設的干渉と破壊的干渉、ビームフォーミング、ビームステアリングについて紹介されている。

なお、開発キットのアンテナは着脱式であるため、アレイアンテナ検証のためのアンテナ交換の柔軟性に優れている。

これにより、アンテナ設計者、システムインテグレーター、アルゴリズム開発者は、この開発者キットによりビームフォーミングを完成させ、様々なミリ波の展開シナリオに応じて異なる角度からテストを実施することが可能だ。

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