NSTG、土壌状態変化をセンサと定点カメラを活用して把握する「土砂崩落監視サービス」を発表

昨今、局地的な豪雨や記録的な降水量を伴う降雨は年々増加している。

普段から危険性の高い場所を把握している状態においても、現場の点検を行うには作業員の確保が必要であり、その作業員自身の安全対策も課題だ。

また、土砂災害や倒木被害の恐れを未然に判断するには、線路上ではなく周辺土壌への点検が必要となるため、点検範囲が広くなるほど人手による点検作業にも限界がある。

そこで、エヌエスティ・グローバリスト株式会社(以下、NSTG)は、土砂崩落のきっかけとなる土壌状態変化を用途に合ったセンサを活用することで、土砂災害の兆候を捉え、現場に設置してある定点カメラを通して状況把握をする「土砂崩落監視サービス」を、2022年6月5日より提供することを発表した。

「土砂崩落監視サービス」では、監視対象エリアに設置した各種センサからデータを取得して、現場状態の危険性、異常値を計測した際には管理者へアラートメールを通知させることも可能。

また、センサだけではなく、現場に設置されたカメラ画像を通して、目視による監視にも対応している。撮影した画像データは蓄積し、一覧で確認できるため、定点観察された情報を基に土砂崩落、倒木、落石等に関連する対策に利活用することも可能。

センサやカメラ、通信機器には電源が必要だが、NSTGが提供する太陽光電源装置「SpreadRouter-SOLAR」を利用して、電源を確保することができる。

NSTG、土壌状態変化をセンサと定点カメラを活用して把握する「土砂崩落監視サービス」を発表
サービス利用構成のイメージ

「土砂崩落監視サービス」の特徴

複数種類のセンサ

沿線周辺の「土壌水分状態、地盤傾斜状態、気象状態」を測定することで、地盤状態と天候状態の双方の変化を監視。蓄積データをトレンド分析することにより、様々な角度から現場の状態を把握し、大雨や地震による変化を検知し、アラート通知を配信する。

現場ごとの表示・設定が可能

各現場の計測値を蓄積して、モニタリングやグラフによる視覚的表示を行えるほか、設置現場ごとに土壌水分値、土砂傾斜状態、気象状態が異常となる閾値を設定することができる。

LoRa無線でデータを集約

見通し距離10km、かつ12段ホップによって広範囲のエリアを網羅することが可能。計測箇所が点在していても、無線ネットワークを構築することができる。

センサデータ監視専用のセンサプラン

センサと画像を併用する監視サービスのスタンダードプランに加え、センサデータだけの監視に特化したセンサプランも用意。