三越伊勢丹、AI利き酒やVRなどテクノロジーを活用した販売サービスをさらに強化

三越伊勢丹はテクノロジーやIoTを活用したあたらしい取り組みを続けている。

今回は、伊勢丹新宿本店にて、2016年8月24日~9月6日(火)まで開催される「優しい未来」~モノとテクノロジーの融合 三越伊勢丹 2016 彩り祭」の取り組みを一部紹介する。

 

近未来のバーチャルショッピング

VRスタートアップPsychic VR Labが提供している、VRショッピングサービス「STYLY (スタイリー)」で、実在する服をバーチャルの世界で楽しみながら買うことができる。

三越伊勢丹、AIやVRなどのテクノロジーを活用した販売サービスをさらに強化

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VRに表示されている映像はモニターでも確認することができる

VRをつけると、ブランドの世界観が作りこまれている映像の中に服が展示されており、8月25日からはVR内で実際に購入することもできる。

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手に持ったデバイスのトリガーを引くとVR内の商品を購入することができる

また、若手のクリエーターが提案する「デジタル」を、モノとコトの両方から提案し、ファッションとしてのロボットを提案するきゅんくんが制作した、鮮やかなグラフィックとロボットが融合したウェアラブルロボット〈メカフクリオネ〉なども展示されている。

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METCALF clione (メカフクリオネ)

 

靴のバーチャルフィッティング

靴売り場で試し履きを繰り返す悩ましさを、シューズブランドの「ナンバートゥエンティワン」と、足をスキャンすることでネット上の靴を試着できるサービス「Flickfit」が解決するという。まず、Flickfitの「3Dスキャナー」で顧客の足を計測し、データ化。スキャンする時間は5秒ほど。

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3Dスキャナーに女性が乘った様子

ナンバートゥエンティワンの靴の内寸データと照らし合わせて、Flickfitが履いたときのフィット感を目に見える形で知らせてくれる。

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自分の足のサイズなどが表示される様子
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店内のナンバートゥエンティワンの靴の内寸データと、顧客の足のサイズを照らしあわせた様子

現在、これによってオーダーメイドができるというわけではないが、靴を選ぶ際に顧客の足にあうかどうかがわかるので接客の役に立つという。

 

みらいのデジタルライフ supported by SONY

本館2階の「Technology empowers the fashion みらいのデジタルライフ supported by SONY」エリアでは、SonyのMESHを伊勢丹流にアレンジし、鏡の前に立つと音が鳴ったり、鏡のライトの色が変わるという使いかた等をしていた。

●「遊び心を形にできるセンサー」MESH(メッシュ)

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MESH
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アプリ画面

 

●電球と取り換えるだけで「明かりとともに音楽を楽しめるLEDスピーカー」

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LEDスピーカー

 

その他、Sony製品のグラスサウンドスピーカー、wena wrist、Fes Watchなども展示されていた。

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グラスサウンドスピーカー
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wena wrist
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Fes Watch

 

次ページ:人工知能が日本酒をレコメンドする「AI利き酒師」

 

人工知能が日本酒をレコメンドする「AI利き酒師」

ファッションパーソナル人工知能「SENSY(センシー)」を、新たに味覚の分析に応用。第一弾として、人工知能が日本酒をレコメンドする 「AI利き酒師」をスタートした。

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カラフル・ボード株式会社CEO渡辺氏によるデモンストレーション

顧客に3本の日本酒を試飲してもらい、それぞれどう感じたかをアプリにインプットすることで、人工知能が作成される。

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日本酒を試飲し自分の好みをインプットさせる
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すぐに自分の人工知能ができあがる
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日本酒と一緒に味わいたいおつまみを選ぶ
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自分の人工知能が、おすすめの1本を提案してくれる

事前に用意された30本の日本酒の中から、ひとりひとりの味覚に合わせた最適な1本をセレクトされる。今後はワインでも展開していくという。

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【関連リンク】
三越伊勢丹
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