オムロン ヘルスケア機器とOPTiM Cloud IoT OSが連携、バイタルデータをAIで分析し遠隔医療や予防医療の発展を支援

株式会社オプティムは、「OPTiM Cloud IoT OS」が、生活習慣病の予防・管理に貢献する健康医療機器を製造・販売するオムロン ヘルスケア株式会社が、2016年11月1日より日本で提供を開始するアプリ「OMRON connect(オムロンコネクト)」の対応機器と連携することを発表した。これにより、バイタルデータを利用した遠隔医療や予防医療等の各種医療サービスの発展を強力に支援するという(※)。

現在日本では高齢化が進んでおり、さらなる医療費の増加が予測されている。同時に、医師数の不足や地域による医師数の格差、医師の診療科目の偏りも顕在化しており、国民一人一人に行き届く医療サービスを実現するために、遠隔医療や予防医療の必要性が高まっている。

IT医療を実現させるためには、「クラウドシステム」、「ヘルスケア(医療)デバイス」、「医師」の三つが連携することが必要。オプティムでは、2016年3月にリアルタイムに医師と患者をつなぎ、遠隔での医療サービスを可能とする遠隔医療・健康相談サービス「ポケットドクター」を開発し提供している。三つの連携を実現する第一弾として、オムロン ヘルスケアが提供を開始するアプリ「OMRON connect(オムロンコネクト)」に対応した機器と連携。

オムロン ヘルスケアの機器が収集する各種バイタルデータを、オプティムの「OPTiM Cloud IoT OS」上で管理し、「ポケットドクター」と連携させることで、医師がこれらの機器から収集された各種バイタルデータを参照しながら、より的確な遠隔医療を実施することができるようになるという。

さらに、「OPTiM Cloud IoT OS」上でAIを用いて収集されたデータを分析することで、病気の予兆を警告としてユーザーへ促すといったように、遠隔医療や予防医療の発展を強力に支援できるという。

「OPTiM Cloud IoT OS」とは、直感的かつ安全なIoT端末の管理・制御、AIを活用したデータの蓄積・分析、クラウドサービスとの連携を可能とするIoT時代に最適化された新型OS。「OPTiM Cloud IoT OS」では、あらゆるIoT端末をワンコンソールで管理し運用を支えるとともに、AI(Artificial intelligence)を用いた高度な分析とその結果を、顧客の業界・業種に応じて適用させ、これまで以上に最適化していくことを目的としている。

遠隔診療・健康相談サービス「ポケットドクター」とは、オプティムの持つリモートマネジメントテクノロジーを遠隔診療サービス向けに必要なあらゆる機能を取り込み再構築したテクノロジーと、MRT株式会社が培ってきた医療情報および医師、医療機関のネットワークを組み合わせることで、医療を必要としている人々と遠隔地にいる医療の専門家をつなぐサービス。

「ポケットドクター」では手元のスマートフォンやタブレットに搭載されているカメラを利用することで、従来の電話による診療(再診)と比較してより具体的な医療アドバイスや診療を行うことができる。また、体調が優れないが仕事が忙しく、病院にいく時間がない場合や、病院にいくほどではないが身体に不調を感じるといった判断に迷う際にポケットドクターを利用することで、医師から適切なアドバイスを受けられる。

さらに、相談者が映像や画像の共有を行う際に、医師はオプティムが開発したスマートフォン、タブレットからのライブ映像を活用した遠隔作業指示の基本特許技術「Overlay Technology」による赤ペン機能や、指差し機能を用いて、映してほしい箇所の指示や、症状の説明を的確に行えるという。

※ 利用者の同意なしにはデータの取得や利用をすることはない。

【関連リンク】
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MRT
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