中国Wasion Group、リシンク・ロボティクスのソイヤーを組み立てラインに導入し生産性が向上

Wasion Groupは、単層電力メーター製造の組立ラインにリシンク・ロボティクス(Rethink Robtics)のロボット「ソイヤー(Sawyer)」を導入した。Wasionは、導入が容易で、企業工場向けの高精度な仕様に合致できるスマートな協調ロボット「ソイヤー」を活用して、スマート製造イニシアチブを推進していくという。

Wasion Groupは、さまざまなスマートメーター、電力・エネルギー管理装置を年間3500万台製造している。多様な製品ポートフォリオを擁するWasionの製品ラインは、さまざまな製品を少量で提供する必要がある。同社は高度にカスタム化された環境で生産を最適化し、同社が変化する市場需要に応え納入を早めることができるようにするために、柔軟なオートメーション・ソリューションを積極的に探してきた。

Wasionは、安全で柔軟、かつ効率的な生産のためにソイヤーを採用した。ソイヤーは他のロボットと異なり、仕様に準拠した動作制御が可能であり、たとえ部品の位置が変化しても精密で脆弱な部品を手探りでつかむことができる。この機能には再現性があり、ソイヤーが人間と同じように多数の環境で正確に動作することを可能にする。

リシンク・ロボティクス指定の技術チームによるサポートおよびトレーニングを受けて、Wasionは単層電力メーターの組立ラインにソイヤーの導入を完了した。ソイヤーは、電気メーターボックスの装填、PCBA装填・組立、電力テスト・コードスキャニング、キャリアローディング・アセンブリーなど、多数の作業現場で現在使用されている。

同社は7月にソイヤーを導入して以来、すでに生産性は45%向上し、運用コストは25%減少、部品欠損率は50%以上低下し、成果があったと評価している。

チエンチョン氏は「Wasionはイノベーションを推奨しており、われわれはチームに新しい技術を取り入れることを促している。ソイヤーとのコラボレーションは作業員の効率を向上させ、作業員がイノベーションを追及することを支援する。組立ラインにこれまで従事してきた作業員は再教育され、価値を付加する他の職場に配属される」と語った。

Wasionは今後、メーターおよび電気機器の製造や研究開発を中心にしてスマート製造に1億5900万元を投資する予定。同社はロボット技術、特に協調ロボットが同社の将来計画で極めて重要な役割を果たすと考えている。

リシンク・ロボティクスの製品・マーケティング最高責任者であるジム・ロートン氏は「中国製造2025(Made in China 2025)イニシアチブの発表に伴い、中国はスマート製造によって賃金上昇と生産性の格差に積極的に取り組んでいる。ソイヤーはさまざまな作業における工場変動への適応、生産品質の向上に対処する能力を備えており、Wasion Groupのような企業の変革で重要な役割を果たしている」と語った。

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