AIoT のパワーを解き放て―― AIとIoTを統合したAIoTを今すぐ導入すべき理由とは?

IoT腹筋でレコーディングダイエット

先日「家庭やオフィスの安心安全を300円で!」という記事でも取り上げた、アプリックスIPホールディングス株式会社(以下、アプリックス)。

今回、IoTNEWSはワイヤレスジャパン2015で、アプリックスに展示されていた腹筋マシーンを見つけた。おそらくこれまで、IoTで体重や歩数をはかって記録されるものはあったが、腹筋を記録をするものはなかったのではないだろうか。広報の宮川さんにお話を伺った。

 

「お知らせビーコン」に対応した、ウェルネスサポート機器の次世代型コンセプトモデル

お知らせビーコンとは、家電製品などの機器に組み込むことで、機器の状態変化を検知し、付加情報とともにタイムリーにスマートフォンに通知。ネット上の豊富な情報を活用し、利用者へ提供することで、人々の生活を豊かに、便利にするIoT技術だ。

お知らせビーコンを搭載した腹筋マシーン
お知らせビーコンを搭載した腹筋マシーン

ーこちらは腹筋マシーンですね。

宮川さん(以下、宮川)「はい。ここで腹筋をすると、スマホにカウントが表示されます。」

「お知らせビーコン」がフィットネス機器に対応
腹筋マシーンで腹筋をすると、スマホにカウントされる

ーこれはどこにセンサーがついているんですか?

宮川「実は、ここに外付けでお知らせビーコンがついています。」

お知らせビーコンを搭載した腹筋マシーン
お知らせビーコンは外付け

宮川「カウントだけではなくて、消費カロリーや脂肪燃焼量が表示され、ウィークリー、マンスリーのログも残ります。また、例えばジムなど複数のフィットネス機器で、複数の方が利用する場所では、トレーナーさんが様々なユーザーの利用状況を把握して、メニューを作ったりすることができます。こちらは2015年以内に商品化される予定です。」

お知らせビーコン
消費カロリーや脂肪燃焼量などのウィークリー、マンスリーデータのログが残る
お知らせビーコン
身長や体重、年齢も設定可能

さらに、達成回数などをSNSでシェアできる機能や、運動量に応じてキャラクターが成長する育成ゲームとの連動機能もあるとのこと。

フィットネスジムのランニングマシンやウェアラブル端末で、走った距離を見ることで満足を得るタイプの人には、嬉しい機能だ。

IoT腹筋でレコーディングダイエットできる日も近い。

アプリックスの設立は1986年。携帯電話端末の開発用ソフトや、コンテンツ開発を手掛け、組み込み型Javaソフト「JBlend」は、国内外で8億台を超える携帯電話やスマートフォン(スマホ)で活用されている。2000年にはJ-フォン(現ソフトバンク)の携帯電話に全面採用された。

その後、フィーチャーフォン(ガラケー)の落ち込みを受け、それに代わるスマートフォン事業を立ち上げた。ちょうどAppleが2013年9月にiBeaconが標準搭載されたことを受け、ビーコンモジュールを2013年11月に開発し、日本で最初に提供している。

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