ブルーイノベーションとATRが共同開発に着手~複数のドローンを遠隔で制御する次世代型プラットフォーム~

ブルーイノベーション株式会社と株式会社国際電気通信基礎技術研究所(以下「ATR」)は、ドローンシステムの次世代型プラットフォームを共同で開発することに合意した。

両社が開発するのは「複数のドローンを遠隔で制御する技術」で、将来、多くのドローンがさまざまな環境下で飛び交う上空の安全を確保するためのキーテクノロジーとなる。

ブルーイノベーションは、ドローンの安全な飛行を支援するためのさまざまなプロダクトの開発を進めてきており、最近ではドローンの盗難防止、衝突防止、飛行データ管理の機能を含んだドローン安全飛行管理システム(※1)や飛行禁止エリアを識別できるドローン専用飛行支援地図アプリ(※2)を開発している。

ATRは、ユビキタスネットワークロボット(以下「UNR」)プラットフォーム(※3)を発展的に改良し、ブルーイノベーションと共同で複数のドローンを連携制御するための共通機能に関する基盤技術を開発し、これまで2次元上で培ってきた技術を3次元へも適用することを目指す。

同開発に当たり、ブルーイノベーションは「けいはんな学研都市ATRベンチャーNVCC投資事業有限責任組合」(※4)から出資を得て事業を推進する。

ブルーイノベーションとATRが共同開発に着手~複数のドローンを遠隔で制御する次世代型プラットフォーム~

 

※1) ドローン安全飛行管理システム(東京大学鈴木・土屋研究室と共同特許出願中)

ドローン安全 飛行管理システムは、IC チップ内蔵のカードと安全管理装置、クラウドサーバで構成される。
安全管理装置は、航空機のブラックボックスのような装置で、ドローンに搭載し、飛行データをインターネッ トで自動的に集め、機体の運行記録を一括で管理でき、事件や事故を予防する。
インターネットに接続できる環境であれば、飛行記録は自動的に管理サーバーに送信される。
本装置と IC チップ内蔵のカ ードは、非接触で認証を行い、所有者および操縦者を特定することができ、盗難、悪用防止に役立つ。
サーバーには、機体の管理番号とともにドローンがどのように飛行したのかが記録として残る。

 

※2) ドローン専用飛行支援地図アプリ

ドローン専用飛行支援地図アプリは、ブルーイノベーショ ンが一般社団法人日本 UAS 産業振興協議会、株式会社ゼンリンと共同で開発をしている。
空港周辺や 人口密集地などの飛行許可申請が必要な空域や飛行が禁止される国の重要施設等の最新情報を収録する ほか、飛行許可申請に必要な情報の提供なども行う予定。
同アプリは、PC、スマートデバイス(iPhone、 iPad、Android 端末など)のブラウザ(IE、Chrome など)で利用可能な web アプリだ。

 

※3) UNR プラットフォーム

商業施設・病院・家などのさまざまな場所における人々の活動を支援 することを目的として、ロボット、スマートフォンアプリ、環境センサがネットワークを介して連携して、人々にサービスを提供するためのソフトウェアプラットフォーム。
同研究は、総務省委託研究 「ネットワーク・ヒューマン・インターフェースの総合的な研究開発(ネットワークロボット技術)」、「ラ イフサポート型ロボット技術に関する研究開発」、「ユビキタスネットワークロボット・プラットフォー ムによる介護施設における高齢者の見守り・移動支援サービス実証事業」の成果。

 

※4) けいはんな学研都市 ATR ベンチャーNVCC 投資事業有限責任組合

ATR が有する技術シーズ の事業化を目的に、日本ベンチャーキャピタル株式会社(以下「NVCC」)が無限責任組合員として 2015 年 2 月に設立したファンドで、株式会社産業革 新機構をはじめ、株式会社新生銀行、株式会社京都銀行等の民間金融機関 や住友電気工業株式会社、 KDDI 株式会社等の事業会社が出資を行っている。

 

【関連リンク】
ブルーイノベーション株式会社
株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR)
日本ベンチャーキャピタル株式会社(NVCC)

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