「IoTの窓口 byGMO」が開発したスマート電子タグをトーハンに提供、顧客の行動を感知しデータ取得・蓄積できる『次世代型電子POP』

GMOインターネットグループのGMOクラウド株式会社は、企業のIoTビジネス化をサポートする「IoTの窓口 byGMO」が開発した「スマート電子タグ」を、株式会社トーハンの“書店×IoT”の取り組みに『次世代型電子POP』として提供した。

『次世代型電子POP』とは

昨今では、電子タグとモニターを活用した店頭の値札や、電子化したPOPが各地で見受けられるようになっている。しかし、従来の電子POPに使用されている電子タグは、専用端末でしか情報の更新ができないものが一般的だ。また、電子POPを見た顧客の情報や動向などのデータを収集したい場合には、別途センサーの設置・組み込みが必要となり、導入は容易ではない。

「IoTの窓口 byGMO」は、こうした課題をIoTで解決するべく、Webブラウザ上からインターネットを通じて情報(表示内容)を一括更新でき、さらに顧客の行動を感知しデータとして取得するセンサーを搭載した「スマート電子タグ」を開発していた。

一方、トーハンにおいても、書店にITの最新技術を導入する取り組みが始められており、その取り組みの1つ“書店×IoT”として、「IoTの窓口 byGMO」において、「スマート電子タグ」を使った『次世代型電子POP』を開発する運びとなった。

『次世代型電子POP』には、紙のような携帯性を持ちながら、柔軟に表示内容を書き換えられるディスプレイ“電子ペーパー(E-paper)”を採用したほか、GMOグローバルサイン株式会社の電子証明書による暗号化を行い、世界最大級の半導体設計会社ARM社製の技術を基盤としたICチップを搭載しており、セキュリティ面も考慮している。

『次世代型電子POP』の実証実験について

トーハンでは、書店にITの最新技術を導入する取り組みを行っており、その1つとして本日から『次世代型電子POP』を活用した実証実験を、東京駅の「八重洲ブックセンター本店」の店頭において開始した。

本実証実験では、書店の売場の複数箇所に『次世代型電子POP』を設置し、表示内容を動的に切り替えて表示させる。表示内容を1日ごとに変化させることで、顧客へ1つの情報だけでなく、様々な情報を訴求することが可能。また、搭載されたセンサーを通じて顧客が売場で本を手にとる「ピックアップカウント行動」や、滞在時間をデータとして収集することができる。これにより、時間帯によって「どの売場に人が多いか」「どの商品が手に取られているか」といった観点でデータを分析し、マーケティングに活用することが可能になるという。

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IoTの窓口 byGMO

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