ファーウェイ、NB-IoTフォーラム設立に向けた準備進む

ファーウェイと通信業界トップ各社は、Narrow Band IoT(NB-IoT)技術をサポートするエコシステム構築を加速することを目的とした新たな産業フォーラムの設立を目指し、ボーダフォンを議長とした事前イベントを開催した。メンバーとしてチャイナ・モバイル(中国移動)、チャイナ・ユニコム(中国聯合)、エリクソン、エティサラート、GSMA、GTI、ファーウェイ、インテル、LGユープラス、ノキア、クアルコム、テレコム・イタリア、テレフォニカ、ボーダフォンが参画している。

NB-IoTフォーラムは、NB-IoT技術をできるだけ早い時期に商用化できるよう、各種産業およびエコシステムからパートナーの参画を促していく。同フォーラムは通信業界から既存の組織が主催していく計画だ。

NB-IoTは、低消費電力の広域ネットワークであるLow Power Wide Area(LPWA)を通信事業者のライセンス周波数帯を利用して構築するための新たな産業ソリューションで、グローバル規模の活用が期待されている。 この新たな技術は、電波の到達が困難な地中深くまで届くカバレッジを提供できるよう設計され、デバイスの消費電力を抑えながら最適化されたネットワーク・アーキテクチャを実現し、低速かつきわめて低コストなデバイスを大量に接続することを可能とする。

 

NB-IoTフォーラムの目的は以下のとおりです。

  • デモンストレーションや概念実証試験を推進し、LPWA要件を充足すべくNB-IoTソリューションを強化する
  • NB-IoT技術の将来的な発展のため、パートナーによる強力なエンド・ツー・エンドの産業チェーン構築を促進する
  • 新たなビジネス・チャンスの創出を目指し、垂直産業におけるNB-IoTの適用を推進・拡大する
  • NB-IoTソリューションに関わるすべての産業パートナー間で連携を促し、各種ソリューションの相互運用性を確保する

 

また、チャイナ・モバイル、エティサラート、LGユープラス、チャイナ・ユニコム、テレコム・イタリア、ボーダフォンは、世界各地に6つのNB-IoTオープン・ラボを開設することも発表しており、NB-IoTの新たなサービス・イノベーション、産業開発、相互運用性テスト、製品のコンプライアンス検証に注力していく予定だ。

こうしたラボはNB-IoTフォーラムの主要部分となることが期待されており、オープン・ラボで研究された新たなユース・ケースやビジネス・モデルの成果は業界全体で共有される。

プレNB-IoT技術を使用した顧客企業によるパイロット試験の準備もすでに進められており、2016年後半には商用化前の展開が、2017年のはじめに本格的な商用展開が予定されている。NB-IoTフォーラムとオープン・ラボは、NB-IoT産業の発展を次のステージに引き上げる原動力となる。

フォーラムの趣旨、形態、目的についての詳細は現在策定中で、将来的な参加企業の増加も検討されている。

 

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