エリクソン、ローカル5G商用局を用いた相互接続試験の成功を発表

エリクソン・ジャパンは本日、赤坂インターシティコンフェレンスにて、「エリクソン・フォーラム2023-根本的変化をもたらすテクノロジーとサービスに備える」を開催し、エリクソンプライベート5G装置を使った実証実験の成功を発表した。

エリクソン・ジャパンは、2023年6月に免許を取得した、一般業務用のローカル5G無線局である、エリクソンプライベート5G装置を利用し、実証実験を進めている。

エリクソンプライベート5Gは、単一サーバーのデュアルモードコアを介して、4Gおよび5Gのコネクティビティを提供するプライベートネットワークソリューションだ。

10月には、コニカミノルタ株式会社と協力し、同社の画像技術と最新のIoT・AI技術である「FORXAI(フォーサイ)」を搭載した低遅延カメラ「FORXAI Experience Kit Low Latency」をエリクソンプライベート5Gに接続し、LTEでは実現しなかった4Kの画像を59ミリ秒の画像伝送遅延時間で配信する実証実験に成功した。

また、株式会社ミエルカ防災およびZebra Technologiesと協力し、エリクソンプライベート5Gを介して、公衆網やインターネット経由の速報より迅速に緊急地震速報を配信することに成功した。

ミエルカ防災のサービスは、気象庁の緊急地震速報と、同社が設置した地震計の両方からの情報を利用し、直下地震も本震が来る前に情報を提供するものだ。

なお、エリクソン・フォーラム2023の展示コーナーでは、仙台オフィスと中継を結び、エリクソンプライベート5Gを介したコニカミノルタの低遅延カメラの映像配信の様子が紹介されたほか、エリクソンプライベート5Gと接続するアンテナなどの周辺機器も展示された。

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