ラトックシステム株式会社は、スマート家電リモコンBT「RS-BTIREX2」をGoogle アシスタントとSiriショートカットに対応したことを発表した。
RS-BTIREX2は、スマートフォンとBluetoothで接続して赤外線で家電を操作できるデバイスである。BT家電リモコンアプリでの操作のほか、ドコモテレビターミナルと組み合わせることでテレビ・エアコン・照明を声で操作したり、外出先から操作したりすることができる。今回、Google アシスタントとSiriショートカット対応により、Android端末およびiPhone/iPadに話しかけて、直接音声で家電の操作が可能となった。
Google アシスタントでは、Direct Actions(※1)とConversational Actions(※2)両方に対応している。前者ではエアコン・照明・電動カーテンの操作と家電のオンオフ、後者では加えてテレビ、掃除機の操作と家電のオンオフに対応している。Google アシスタントのルーティン機能を使って、好みのフレーズへの変更や複数の操作をまとめて実行することも可能だ。
iOS 12以降に対応のSiriショートカットでは、家電やボタンの種類に関係なくフレーズを割り当てることができる。家電リモコンアプリで登録したマクロにSiriを追加し、複数の操作をワンフレーズで実行することも可能だという。
※1 Google アシスタントに話しかけることで、Google アシスタントから直接、スマート家電の操作を可能にする方法。(操作例:OK Google, XX して)Smart Home APIを活用することで、パートナー各社は自社のサービスとGoogle アシスタントを連携することができるようになる。
※2 Google アシスタントに対応したアプリを呼び出し、アプリ経由でスマート家電等を操作する方法。(操作例:OK Google, XX を使って XX して)Dialogflow を活用することで、自由なカスタム化が可能となり、自社の機能にあわせた音声操作の構築が可能。
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