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要素技術 > 京セラと宇部興産が合弁会社設立、5G通信基地局用のセラミックフィルタ事業を拡大
大容量・低遅延・多数接続を可能とする5G移動通信システムには、比較的広範囲をカバーするマクロセル基地局とスポット的に超大容量のデータ通信に対応するスモールセル基地局があり、今後普及が進む見通しである。これらの基地局は、多数のアンテナを配置するとともに、狭小な場所にも設置できるように部品の小型化が必要不可欠となっている。
宇部興産株式会社の100%子会社であるユー・イー・エル株式会社の主力製品であるセラミックフィルタは、基地局でアンテナと対になる重要部品であり、5Gに対応した特定の周波数を通過、遮断させる機能を備えている。セラミックスを用いることで、より高出力かつ小型化が可能で、特にマクロセル基地局での、金属製フィルタの代替製品としての期待が高まっている。
このような中、京セラ株式会社と宇部興産は、合弁会社設立に合意し合弁契約を締結した。本年12月を目途に、ユー・イー・エル株式会社の株式51%を京セラが取得して、「京セラ宇部RFテック株式会社」として、新体制で事業を開始する予定だ。
合弁会社では、ユー・イー・エルが培ってきたフィルタの設計技術力と、京セラの生産技術力やグローバルな営業力を融合させて、5G通信基地局用のセラミックフィルタ事業の拡大を目指す。
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