2019年4月より順次施行されている働き方改革関連法への対応など、働き方改革に向けてより一層の取り組みが必要となっている。このため、働き方改革を支援するICT製品の導入が進んでいるが、同時に企業の取り組み状況に応じた仕組みを段階的に導入したいというニーズも高まっている。
また近年、多くの企業が、サーバーの運用作業からの解放や、イニシャルコストの抑制のため、オンプレミス型のサービスからクラウド型のサービスへ移行している。
そこで、NECソリューションイノベータ株式会社は、「NEC 働き方改革支援ソリューション」のクラウドサービスの提供を開始した。
働き方改革関連法施行に伴い、就業管理の強化がより求められている中、同ソリューションのクラウドサービス化により、サーバーの運用作業からの解放やイニシャルコストを抑えるなど、導入が容易になった。合わせて、各企業の状況に合わせた導入が可能だ。
また、勤務状況を見える化しテレワーク等を支援する「ライトプラン」、PCロック・働き方の分析で残業抑制を支援する「スタンダードプラン」、チームを活性化し組織の生産性向上を支援する「アドバンスプラン」の3つのプランを用意し、企業の働き方改革の進捗や方針に合わせて導入できるようになった。各プランの特長は以下の通り。
- ライトプラン(月額250円(税別))
- スタンダードプラン(月額350円(税別))
- アドバンスプラン(月額500円(税別))
PCの利用開始と終了の時刻を取得し、正確な労働時間を把握することができる。また、勤務予定申請・承認の機能により、テレワーク等で拠点が離れている従業員の勤務予定や業務内容を把握することができる。これらにより、従業員の勤務状況を可視化し、テレワーク等の多様な働き方の推進を支援する。その他にも、ダッシュボード、勤務予定申請・承認機能が利用可能だ。
ライトプランに加えて、事前申請のない残業に対するPC操作のロックや、既存の勤怠システムとのデータ連携により、残業時間やその原因を組織ごとに比較するなど、働き方の分析を行うことができる。これらの機能により、残業の抑制を支援する。
スタンダードプランに加えて、従業員が使用するアプリケーションやファイルの使用時間の分析、チーム内でのタスクの共有、休暇計画の共有などにより、組織内における心理的安全性と生産性の向上を支援する。

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