ソフトバンク株式会社は、4Gデータ通信機能を備えたLED蛍光灯一体型カメラを活用したIoT防犯カメラサービス「SecuLight(セキュライト)」の提供を、2020年春から法人客向けに開始予定と発表した。
SecuLightは、株式会社MOYAIが開発した、4Gデータ通信機能を備えたLED蛍光灯一体型カメラ「IoTube(アイオーチューブ)」の防犯カメラを用いたサービスである。蛍光灯を設置する作業のみで利用することができ、防犯カメラを導入するための設置工事や配線工事などが不要なため、工事が困難な場所でも初期費用を抑えて導入することができる。
また、4Gデータ通信機能を備えることで、遠隔地から録画映像を確認することが可能になり、映像確認のために現地へ行く必要がなくなる。加えて、専用のウェブアプリケーションの管理画面で各機器の稼働状況を確認することができ、故障などの不具合が起きた場合には管理者に対してメールで通知する機能も備えているため、複数の機器を一括して管理することが可能だ。
例えば、鉄道車両に導入することで、車両内トラブルが発生した際に事務所などの遠隔地から現地の映像を確認して対応を行うことが可能になり、鉄道の円滑な運行に貢献する。
さらに、本体に対する物理的な盗難対策や、映像データに難読化処理を施すことで、映像データの流出を防止するための対策が施されている。ウェブアプリケーションに対する適切なアクセス制限や機器のなりすまし対策などにおいても、セキュリティー対策機能を備えている。
今回ソフトバンクは、防犯カメラ本体(IoTube)、4Gデータ通信サービス、クラウド環境、映像確認や機器管理のための専用のウェブアプリケーション、保守・運用サービスをトータルで提供する。
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