要素技術

要素技術

IoTにおけるプラットフォームと要素技術

IoTにおけるプラットフォームとは、クラウド側の技術とデバイス側の技術に大きく分かれる。

デバイス側については、CPUなどのICモジュールや、そこに搭載されるOSなど、スマートフォンの普及からチップの小型化、省電力化、コスト低下が進む中で様々なモノに頭脳を搭載することができるようになった。

また、クラウドとデバイスをつなぐ、通信モジュールは、4G, 5Gといった馴染みの深い通信だけでなく、小データを定期的に送信することに特化したLPWAなどの通信に関しても含まれる。

通信モジュールも小型化・省電力化と、様々な通信形式への対応が進んでおり、今後様々なセンサーが取得するデータを発信するために必須とされその発展が期待されている。

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災害対策で活用されるIoT

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現在、工場などの製造現場では、IoTやAIを活用し、あらゆる設備の稼働状況や人などの行動をリアルタイムに把握して、設備の稼働率向上や工場内の安全性向上の取り組みが行われている。このためには設備や人、フォークリフトなどの膨 … Read more

OKI、レーザー距離センサーと複数のカメラを融合して特定エリアを監視する「可搬型エリア侵入監視システム」を開発

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厚生労働省「平成30年度労働災害発生状況」によれば、建設・製造・運輸業は他業種と比較して重大事故が多く、作業現場の安全性向上が継続的に大きな課題となっている。特に建設業においては、墜落・転落事故、建設機械やクレーンとの接 … Read more

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近年の温暖化に対する暑さ対策として、暑熱環境が人体へ与える温熱的な負担を可視化する技術が求められている。日本電信電話株式会社(以下、NTT)では、機能素材「hitoe」で培ったウェアラブルデバイス技術を活かし、環境が生体 … Read more