株式会社アグレックスは、Salesforceを利用しているユーザ企業の業務改善を支援する「BPM-QuickWinサービス for Salesforce」の提供を、2025年7月より開始した。
「BPM-QuickWinサービス for Salesforce」は、Salesforceに蓄積したログデータをプロセスマイニングに活用し、客観的な業務可視化・分析を行うものだ。
業務実態とシステム上の記録を突き合わせることで、非効率な業務フローや属人的な処理、ボトルネックの特定が可能となる。
具体的には、フェーズ1として、Salesforce上の業務データから課題を分析し、Salesforceの自律型AIエージェント「Agentforce」をはじめとするAIの適用箇所を特定することで、デジタル技術の有効活用を促進し、業務生産性の向上を支援する。
そして、フェーズ2として、周辺システムのログデータ分析や、フェーズ1の分析結果を起点とした業務課題の深掘り、改善施策の検討を実施する。
さらに、改善前後の業務プロセスに対して業務量やコストのシミュレーションを行い、改善のインパクトを定量的に可視化する。
フェーズ2では、企業担当者へのヒアリングを実施し、データには現れない現場の知見や業務の意図も補完するとのことだ。

今後アグレックスは、「BPM-QuickWinサービス for Salesforce」の提供を通じて、BPMによる業務改革手法を広く普及させ、企業のさらなるDX推進と競争力の維持・向上を支援するとしている。
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