リベートとは、メーカなどの販売元から卸売業や小売業などの取引先に対して、取引高に応じて売上金額から一部の額を報奨金や手数料として払い戻す仕組みのこと、またはその金銭自体を指す。
このリベートの管理は、これまで表計算ソフトやERPの付随機能等を用いて手作業をベースに行われることが多く、リベート取引の複雑化などによる管理負担の増加・非効率や、収益漏れや不正確な計上、コンプライアンスリスクの高まりなどが課題となっていた。
こうした中、DIGGLE株式会社は、リベート契約条件の一元管理とリベート反映後の利益のタイムリーな可視化・分析をする「DIGGLEリベート管理」の提供を開始した。
「DIGGLEリベート管理」は、多様な商品や取引条件を扱う製造業・卸売業・小売業において、支払い側・受け取り側どちらにおいても煩雑化しがちなリベート運用を整理し、収益源・ボトルネックの可視化をするプロダクトだ。
組織全体で取引先との契約・リベート条件を一元管理し、「DIGGLEリベート管理」をデータベースとして過去に誰がどの取引先とどんな契約をしていたのかを可視化・検索できるようにする。
また、販売実績を「DIGGLEリベート管理」に取り込むと、商品(SKU)と取引先だけでなく、担当者別やエリア別などさまざまな軸でのリベート額や粗利の可視化・分析も行うことができる。
さらに、販売実績や契約条件をすぐに確認することが可能なほか、販売実績を元にリベート計算した結果と請求書の金額が同じかどうかを自動でチェックする請求書照合機能も実装している。
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