アイスタイル、化粧品ECサイトの花王の商品ページにFirework Japanの動画AI接客を導入

株式会社アイスタイルリテールは、同社が運営する「@cosme SHOPPING」において、花王株式会社のプレステージブランド「KANEBO」の商品詳細ページに「AI Shopping Agent」を導入するプロジェクトを始動したと発表した。

同取り組みは、Firework Japan株式会社が提供するブランドと小売の連携基盤「Firework Retail Connect」を活用したものだ。

今回導入された「AI Shopping Agent」は、ブランド側が一度作成した公式動画や商品データを、小売ECへシームレスに一斉配信(シンジケーション)することで、小売側の運用工数を削減しつつ、購入直前の消費者の離脱を防止するものだ。

具体的には、消費者が商品詳細ページでAIエージェントに対し「この美容液はどのような肌悩みに向いていますか」などと質問すると、AIがKANEBOの公式動画クリップを視覚的な証拠として提示しながら回答する。

花王とアイスタイル、化粧品ECサイトにFirework Japanの動画AI接客を導入
AI接客の体験フロー

AIは、ブランドから提供された情報のみを知識ソースとして動作するため、生成AI特有の不正確な情報生成(ハルシネーション)リスクを抑制することができ、花王にとってはブランド毀損のリスクを排除した信頼性の高い接客が可能となる。

アイスタイルにとっても、動画という直感的な情報がテキスト回答に添えられることで、オンラインでも高い納得感を生み出し、離脱やサイト遷移を防ぐ仕組みとなる。

さらに、消費者とAIの対話から得られた購入直前の疑問や関心などのデータを構造化して蓄積し、ECサイト全体のAI検索最適化(AIO/GEO)へ還元する機能も備えている。

なお、同プロジェクトは、Fireworkが2025年11月より展開を開始し、2026年6月に本格稼働したスポーツ用品EC(アルペン×アディダス)での第1弾に続く取り組みとして位置づけられている。