Connected Designと東急、交通系ICカード等がトイレの鍵となる「リアルタイム鍵発行ソリューション」を活用した実証実験を開始

スマートロック(電子錠)やIPカメラ等、各種IoTデバイスを取り扱うConnected Design株式会社と、東急株式会社が協業し、東急が運営する東横線学芸大学駅高架下の商業施設「学大市場」にて、利用者の交通系ICカード等がトイレの鍵となる「リアルタイム鍵発行ソリューション」を活用したトイレのIoT化の実証実験を開始した。

リアルタイム鍵発行ソリューションとは、手持ちの交通系ICカード等を専用カードリーダーに読み取らせることで、スマートロックを操作する鍵として登録することができる。また、専用カードリーダーにはトイレの使用状況を表示するディスプレイが設置されており、店舗にいながら空室状況を確認することができる。

さらに、店舗の販促活動としても使えるスタンプラリー機能も備えており、カードのデザイン代や用紙代などの初期費用なくスタンプカードを導入することができるため、リピートの来店を促す仕組みとしても活用できる。

同実証実験では、学大市場の店舗の利用客が、各店舗に設置された専用カードリーダーに自分の交通系ICカード等をかざすと、一時的な鍵の解錠権限が付与される。その後、ICカード等をトイレのスマートロックにかざすと自動で解錠される。
Connected Designと東急、交通系ICカード等がトイレの鍵となる「リアルタイム鍵発行ソリューション」を活用した実証実験を開始

Connected Designと東急、交通系ICカード等がトイレの鍵となる「リアルタイム鍵発行ソリューション」を活用した実証実験を開始
学大市場の内観イメージ
同ソリューションの導入により、トイレの清掃および管理オペレーションの負担軽減を図れているか、誰でも使いやすく快適にトイレが利用できているか、利用における改善点の洗い出し等を検証する。

学大市場のリニューアルオープンに伴い、同施設のトイレがより快適に利用できることで、施設価値の向上を図る。

今後は、利用データを活用して清掃や備品の補充タイミング等の最適化を促す機能や、一定時間以上の使用を検知し施設運営者に通知する機能など、施設運営をより円滑にするための機能の実装を検討しているとのことだ。

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