Mizkan Logitec、発注書AI-OCRの導入で1,400件以上の多様なFAXをデータ化

ミツカングループの物流・受注部門を担う株式会社Mizkan Logitecは、株式会社インフォマートと株式会社invoxが協業して提供する「発注書AI-OCR(invox)」を導入した。

「発注書AI-OCR(invox)」は、取引先ごとに異なる多様なFAXやメール(PDF)の発注書をAIによって高精度にデータ化し、受発注プラットフォームを通じて自社の基幹システムへと自動連携するクラウド型ソリューションだ。

また、AIに読み取りルールを指示できる独自の「読み取りAIエージェント」機能を備えており、取引先ごとに異なる多様なレイアウトに柔軟に対応できる点が特長だ。

これにより、これまで手入力やダブルチェックに費やしていた膨大な工数を削減し、業務の標準化とBCP体制の構築を両立を支援する。

実際に、Mizkan Logitecの受注センタ2拠点においては、全体の85%までEDI(電子データ交換)化が進んでいたものの、残りの15%に相当する月間約1万2,000枚のFAX対応がアナログ作業のまま残されていた。

そこで、新機能である「読み取りAIエージェント」を適用したことにより、当初の登録目標であった約600件を大きく上回る、1,400件以上の異なるFAXレイアウトの登録・運用をスピーディに実現したのだという。

Mizkan Logitecは、今回の「発注書AI-OCR」の導入を通過点と位置づけており、最終的には紙によるFAX受発注そのものをなくし、完全なEDI化とペーパーレス化の実現を目指しているとのことだ。

今後は自社内にとどまらず、取引先や配送事業者も含めたサプライチェーン全体のさらなる効率化を推進し、持続可能な物流体制の構築に継続して取り組んでいくとしている。