ロジザード株式会社は2026年8月20日、クラウドWMS「ロジザードZERO」の新たなオプション機能として、物流データをダッシュボードで可視化しAIが改善提案を行う「ロジザードZERO AI在庫分析」の提供を開始した。
同サービスは、最大5年分の入荷・出荷・在庫データを多角的なダッシュボードで自動可視化し、物流データ専門にチューニングされたAIチャットとの対話を通じて具体的な改善策を導き出すものだ。
多くの物流現場では、WMS内に膨大なデータが存在するものの、CSVで抽出したデータをExcelで手作業集計するにとどまり、具体的な改善施策まで踏み込めないケースが発生していた。
また、分析ノウハウが特定の現場リーダーに集中することで、組織的な改善活動が停滞するという課題も存在していた。
「ロジザードZERO AI在庫分析」を導入することで、企業は「ロジザードZERO」に日々蓄積されている入荷・出荷・在庫データをそのまま活用できるため、新たなデータ整備や複雑なシステム連携作業を行うことなくデータ分析を開始できる。
同機能は、5つの分析ダッシュボードと、物流データ分析に特化してチューニングされたAIチャット機能を融合させている。
システム上では、入荷分析、出荷分析、在庫分析に加え、商品の重要度や貢献度を分類する「ABC分析」、長期間動いていない商品を特定する「不動在庫分析」がグラフ形式のダッシュボードで自動生成される。
各画面からは分析データのCSV出力が可能であり、レポートの作成などに活用することが可能だ。

さらに、統合されたAIチャットに対して「なぜこの出荷傾向になっているのか」「不動在庫を減らすためにどのような改善策が考えられるか」といった質問を自然言語で投げかけることで、数値の背景にある原因の掘り下げや具体的な改善策の提案をAIから受けることができる。

また、企業の機密情報保護に配慮し、分析に使用された顧客データはAIモデルの学習には一切使用されず、他社への回答生成等に再利用されることもない。
ロジザードは今後、同サービスの提供を通じて物流データの「可視化」にとどまらず、AIを活用した「課題発見と改善提案」までを一貫して支援することで、物流現場の継続的な改善活動をバックアップしていく方針だ。

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