AIoT のパワーを解き放て―― AIとIoTを統合したAIoTを今すぐ導入すべき理由とは?

grafit, POCKETALK, JapanTaxiのプロダクト開発 ーif-up2019レポート4

必要性からスタート、ハードウエアならではのトラブルを乗り越えたJapanTaxi

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JapanTaxi株式会社/株式会社IRIS 取締役CTO 岩田 和宏 氏

JapanTaxiの岩田氏は、5年くらい前、タクシー業界ではドライブレコーダーをつけなければならなかった時期に、市販品は高価だったので、コストを抑えたものを作ろうとなったと経緯を振り返る。

0号機では、ドライブレコーダーなのに録画できていないといったトラブルが起きたのだという。(その後、不良品については、1号機と交換した)

これは、SDカードの相性など、ハード的な問題もあったが、問題のある0号機はすでに納品してしまっていたので、1号機までのリードタイムは最短で作る必要があったし、失敗したらハードウエアから撤退することになりかねなかったという。

しかし、車メーカーでの品質へのこだわりがある人材が入社してくれたことで、飛躍的に品質が向上したのだと振り返る。

JapanTaxiも生産は、深セン(JENESIS)だ。JapanTaxiの場合、デバイスはタクシー会社が管理していることもあり、ソフトウエアのアップデートは、起動時に行なえば良いと言うメリットがあったのだという。

プロダクトリリース後の開発に関して、基本はアジャイル開発だという。

最近は電子決済が多いので、そういったビジネス要件によってアップデートしてる。QR決済については問題ないが、非接触デバイスのようなものについてはハード的回収が必要な場合もある。

こういった対応への問題点は、世の中の動きが早くなってきていることだと述べた。

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タクシーならではのできることを探して実装していっている

最後に、ハードを扱うのは大変なことだが、リアルなものを作っているというやりがいをメンバーが感じるようになったのだという。

実際、こんなこともつくっちゃうの?というものも作って、「ソフトエウアメーカーとは違った世界がみれるという意味でも、次のことに挑戦をしていきたい」と述べた。

次のページは、「if-up2019を通して」

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