DeNAのタクシー配車アプリ「MOV」が大阪府・京都府でサービス開始、神奈川県ではAIで乗客を探す「AI探客ナビ」を展開

株式会社ディー・エヌ・エー(以下、DeNA)が提供する、AIを活用する次世代タクシー配車アプリ「MOV(モブ)」は、乗客がアプリで予想到着時間を事前に確認して指定の場所へタクシーの配車依頼を行うことができるサービスである。

また、乗客と乗務員相互の現在地を確認できる機能や通話機能、定型メッセージを送り合える機能を実装しているほか、車内決済やネット決済に対応している。2018年4月に神奈川県でサービスを開始し(旧:タクベル)、2018年12月より東京都でもサービスを開始している。

今回、このMOVが大阪府・京都府でのサービスを開始した。大阪府では、近鉄タクシー株式会社、株式会社国際興業大阪、新大阪タクシー株式会社の3事業者と連携し、対象エリアは大阪市域エリア(大阪・堺・東大阪・八尾・守口・門真・吹田・豊中の各市)、北摂エリア(池田・箕面・茨木・高槻・摂津の各市と島本町)、河南エリア(松原・藤井寺・柏原・羽曳野、富田林・河内長野・大阪狭山の各市と南河内郡の各町村)である。

また、京都府ではアオイグループ(アオイ自動車株式会社・ギオン自動車株式会社)、ぞうさんタクシーグループ(洛東タクシー株式会社・ホテルハイヤー株式会社)、比叡タクシー株式会社、帝産京都自動車株式会社、都タクシーグループ(都タクシー株式会社・西都交通株式会社・都大路タクシー株式会社)の9社と連携している。

対象エリアは京都市(右京区旧京北町地域は除く)、向日市、長岡京市、大山崎町、久御山町、八幡市、宇治市、城陽市、宇治田原町、井手町、和束町、精華町、木津川市、京田辺市、笠置町、南山城村である。

さらに今後、AIを活用してタクシーの需給予測をしながら経路をナビゲーションするシステム「AI探客ナビ(仮称)」を年内に神奈川県にて提供開始予定である。
DeNAのタクシー配車アプリ「MOV」が大阪府・京都府でサービス開始、神奈川県ではAIで乗客を探す「AI探客ナビ」を展開
AI探客ナビは、運⾏中のタクシー⾞両から収集するプローブデータとタクシー需要に関連する各種データ(気象、公共交通機関の運⾏状況、イベントなどのPOI情報、道路ネットワーク構造など)を解析し、乗務員をリアルタイムかつ個別に乗客が待つ通りまで誘導する。

これにより、運転手は目的地を入力せずAI探客ナビに従って走行することで、効率的に乗客を探すことができる。また、乗客はよりスピーディにタクシーを捕まえることができる。なお、2018年11月に実施した第一弾の実証実験に続き、2019年3月からは第二弾の実証実験を行っている。

今後、大阪府・京都府ではタクシー事業者のMOV導入をさらに推進し、秋頃に兵庫県でも開始予定である。順次都市圏を中心に全国各地へと拡大し、2020年には配⾞回数国内ナンバーワンを⽬指すという。

また、これまでの乗客とタクシー事業者をマッチングする2者間モデルから、企業・店舗・行政などをも巻き込んだ多者間マッチングモデルで新たな移動体験を創出するプロジェクト「PROJECT MOV」も展開予定である。

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