NTT Comのインターコネクトサービス「Flexible InterConnect」、「Oracle Cloud Infrastructure」他2サービスも接続可能に

ニューノーマルの社会で起きている急激な変化に適応するため、企業のICTにおいては分散化した業務環境への対応や、スピーディーな業務プロセスの変更ができる環境の整備が課題となっている。また、これらの整備を、高度化するセキュリティ上の脅威への対策と両立する必要がある。

NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は、さまざまなICTリソースをオンデマンドでセキュアに接続可能な次世代インターコネクトサービス「Flexible InterConnect(以下、FIC)」において接続対象を拡大し、新たにインターネット(「Super OCN Flexible Connect」)、「Oracle Cloud Infrastructure」「AWS Transit Gateway」に対し、簡易・セキュア・オンデマンドに接続することが可能となった。

FICは、クラウドサービスやデータセンターなどを繋いだネットワーク接続基盤で、さまざまなICTリソースへの安定・セキュアな接続を実現するサービスである。また、企業のDXに必要な機能をワンストップで提供する「Smart Data Platform(以下、SDPF)」におけるインターコネクト機能を担っている。

今回、既に利用可能なプライベート/パブリッククラウド、データセンター、NTT Comの企業向けVPNサービス「Arcstar Universal One」への接続に加え、以下のサービスへの接続を可能にする。

Super OCN Flexible Connectはギャランティ(帯域確保)型のインターネット接続サービスで、FIC経由で利用することができる。インターネットに接続する際の帯域指定はもちろん、グローバルアドレスの払い出しやWhoisデータベースへの情報掲載なども、ポータルサイトからオンデマンドで申し込みや変更が可能だ。

同サービスにより、例えばこれまで自社データセンターから個別に物理的なインターネット回線を敷設していた企業の場合、FIC上のほかのクラウドサービスとまとめて接続することができるため、インターネットに接続するための物理的な回線が不要になる。回線やネットワーク機器を集約することが可能となり、管理・運用を効率化できる。

Oracleが提供するOracle Cloud Infrastructureは、次世代クラウド・インフラストラクチャである。OCIは、オラクルの自律型サービス、統合セキュリティ、サーバーレス・コンピュートを組み合わせることにより、柔軟性の高いエンタープライズ・アプリケーションを実現する。

アマゾンウェブサービス(AWS)が提供するAWS Transit Gatewayは、ネットワークハブを介して、複数のAmazon Virtual Private Cloud(VPC)(※)の相互通信、AWSアカウント、閉域接続のインターフェイスなどを集約することができるゲートウェイサービスである。同サービスを利用することで、運用の簡素化やコスト削減に貢献する。

なお、いずれのサービスもSDPFポータルサイトから各サービスへの接続を一括して管理可能なほか、オンデマンドで申し込みや変更ができ、最低利用期間なしで利用できる。

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