日本で2014年4月に発売されたi3は、BMWがはじめてたちあげたiというブランドの1車種。i8はプラグインハイブリッドカーだが、i3は電気を使ったモデル。車は2種類あり、電気だけで走る車と、発電用のレンジエクステンダーという小さいガソリンエンジンを搭載して走行距離を伸ばすというモデルもある。
i3とi8の特長としては、どちらもボディにカーボンファイバーを使っている点だ。外装の部分は上から樹脂を張り合わせ、屋根やドアをあけた開放部に使われている。
コネクテッド・ドライブ・プレミアムという設定は、他のBMWでもオプションで用意しているが、この車種の場合は標準で用意されている。
例えば、インターネット検索やSNS利用、車のコンディションを自動的にサービスに送って、バッテリー交換時期などのフィードバックがもらえる。これはコネクテッド・ドライブ・スタンダートの中にも入っている機能だ。
スマートフォンで専用のiリモートというアプリをダウンロードすると、車のある程度の情報を見ることができたり、コントロールすることができる。
例えば、バッテリーの充電状況をリアルタイムで確認できたり、事前にエアコンを作動させたり、広い駐車場で車を探す時にヘッドライトをつけたり、という機能もある。
ブース担当者によると「充電設備もどんどん作っているので、電気だけのモデルであっても不自由しない」、という。
i3には縦列駐車機能がついている。縦列駐車できるスペースがある時に、モード機能をオンにすると、ボタンひとつでドライバーはハンドルもアクセルもブレーキも何も操作せずに、車を止めてくれる機能だ。
人間が止めるより上手だという。
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