株式会社ラックとKDDI株式会社は、サイバー攻撃への対策に向け、セキュリティソリューションのグローバル展開を、2025年7月28日より本格的に開始すると発表した。
第一弾として、海外拠点からの問い合わせに対応するグローバルサポート機能を設置する。
具体的には、セキュリティ監視・運用を提供する「KDDI マネージドセキュリティサービス」と、ラックが提供する「JSOC マネージド・セキュリティ・サービス」に英語での問い合わせ窓口を新たに設置し、セキュリティインシデントの報告や対応指示を海外拠点と直接行う。
また、セキュリティ状況やインシデント傾向などをまとめた月次のセキュリティレポートを英語で提供する。
さらに、ラックのシンガポール拠点では、セキュリティ監視・運用を提供する「JSOC MSS Lite for Global biz.」において、従来の英語に加え、日本語での問い合わせ対応を開始する。
今後は、セキュリティ環境の脆弱性を可視化する診断サービスやセキュリティインシデントが起きた際の対処・復旧を多言語で行うサービスを順次拡充し、各国の拠点において最適なセキュリティ環境の構築を目指すとしている。
なお両社は、2025年9月18日にKDDI×LAC presents「Security Fes 2025」を開催し、両社の今後の展開について講演する予定だ。
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