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救急自動通報システム「D-Call Net」、新たにSUBARU・日産・マツダにも搭載

平成28年3月に、交通安全の確保に資する先端技術を積極的に取り入れた「交通事故のない社会の実現」を目指す第10次交通安全基本計画が策定された。

そこで、事故発生~搬送~医療開始という一連の流れをどれだけ正確かつ迅速に進めるかについて、認定NPO法人 救急ヘリ病院ネットワーク(以下、HEM-Net)、トヨタ自動車株式会社、本田技研工業株式会社(以下、ホンダ)、株式会社日本緊急通報サービス(以下、HELPNET)が中心となり、2011年からデータの集積とアルゴリズムの設計を開始し、「D-Call Net」を創り上げた。2018年6月から消防・病院等の協力の下、全国で本格運用を開始している。

D-Call Netは一般的にAACN(Advanced Automatic Collision Notification)と呼ばれる、車両のコネクティッド技術を活用した救急自動通報システムの1つである。

交通事故発生時に車両のデータを国内の事故データ約280万件をベースとしたアルゴリズムに基づき自動で分析、死亡重傷確率を推定し、このデータを全国約730か所の全消防本部と全国で37道県・46機・54病院の協力病院(※)に通報、ドクターヘリやドクターカーの早期出動判断につなげ、交通事故での救命率向上を目指すものだ。

このほど、HEM-Net、トヨタ、ホンダ、HELPNET、ボッシュサービスソリューションズ株式会社、株式会社プレミア・エイドの既存6団体に、株式会社SUBARU、日産自動車株式会社、マツダ株式会社の自動車メーカー3社が加わり、9団体となった。1台でも多くの車両をD-Call Net対応としていくことにより、救命率の向上を推進していくとした。

救急自動通報システム「D-Call Net」、新たにSUBARU・日産・マツダにも搭載
D-Call Netの導入で見込まれる効果

※2019年3月現在

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