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NECと東京医科歯科大学、ヘルスケアサービス「NECカラダケア」の実証事業を開始

疾患予防や健康維持、もしくは医療機関での治療が完了した後の再発予防のために、自分の健康状態や身体の特徴に合ったケアや運動のアドバイスなど、専門性が高いヘルスケアサービスを求める人が増えている。一方、自分に合うサービスを探すことは容易ではなく、健康維持・向上に向けたケアを中断してしまう人も多くいることが課題となっている。

日本電気株式会社(以下、NEC)と国立大学法人東京医科歯科大学(以下、TMDU)は、ヘルスケアサービス「NECカラダケア」の実証事業を開始した。同実証事業の第一弾として、NECカラダケア神楽坂店をオープンし、一人ひとりの健康状態に合わせた身体のケアを支援する「フィジカルケア」のサービスを6月15日から提供開始する。

NECカラダケアでは、「身体」「栄養」「心」といった健康に必要な要素に対して、専門性が高いケアを継続的に提供することで、利用者一人ひとりが健康に心地よく生活していくことを目指し、まず身体のケアを支援するフィジカルケアのサービスを開始する。

フィジカルケアは、NECとTMDUとの共同研究で推進する疾患の予防プログラムサービスであり、腰、肩、首、膝等に不調を感じることがある人、各種整形外科疾患の治療及び回復リハビリが完了した後の後遺症に悩む人などを対象に、理学療法士・作業療法士が身体の状態評価及び施術提供、改善プログラムの提示を行う。

また、2回目以降の利用者には、非対面でのオンライン施術も提供する。今後、共同研究で検討しているセラピストの高位平準化に資する各種技術を順次活用していくことにより、サービスの質の向上に取り組む。店舗の運営は、NECの子会社である株式会社NECライベックスが行う。

NECと東京医科歯科大学、ヘルスケアサービス「NECカラダケア」の実証事業を開始
NECカラダケア神楽坂店
将来的には、フィジカルケアのサービスで得た知見データや、身体・栄養・心に関する日常の生活・行動データを、NECのAIをはじめとする技術とTMDUの医学的知見を組み合わせて分析・活用し、総合的に日常生活を支援するヘルスケアサービスを提供するとのことだ。これにより、一人ひとりが健康で社会参加を続けられる社会に貢献する。

なお、同実証事業は、NECとTMDUが2020年に締結した「ヘルスケア領域における新たなサービス事業の創出・推進に関する連携協定」に基づくものである。

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