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LoRaを展開する、仏Orange S.A. の子会社が、IoT/データ・アナリティクス・ソリューションのグローバル展開へ [海外ニュース]

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フランスの大手通信会社Orange S.A.はスマートシティプロジェクト・LORAWAN展開を始め、国内のIoT技術促進に力を入れている。10月26日 Orangeの業務サービスを提供している子会社Orange Business ServicesはDatavenue というIoT/データ・アナリティクス・モジュルー・ソリューションのグローバル展開を発表した。当ソリューションは2015年にフランスで実施された。スマートシティの安全性とユーザー経験の改善を目指し、外灯や駐車料金計をインターネットに繋げたり、また、医療機器を使ってインターネット上で遠隔健康管理を行ったりなどの使用事例がある。

この度、発表されたDatavenueのサービス環境はLive Objects「生きるもの」、Flexible Data「柔軟データ」、Flux Vision「流動ビジョン」と専門サービスという4つのモジュールからなっている。Live Objectsでは、スマート機材あるいはスマート化される既存機材の選択と最適なネットワーク上で接続するサービスである。Live Objectsに関する作業は下記のステップに分けられる。

  • センサー、カメラ、などの機材を選択し、既存資産に繋げる。
  • 安全かつ最適のネットワークで選択された機材を繋げる。様々なニーズに応えるように、Datavenueは世界中のセルラ通信網を始め、eUICCや衛星通信、LoRaTMなどの斬新的な技術を扱っている。
  • 効率改善とサービス強化のためクラウドあるいはオンプレミス・データ管理サービス(遠隔機械管理、データ処理とみえる化を含め)の提供。
  • 企業変換プロジェクト要素のコントロール。Orangeの専門家はエンド・ツ・エンドセキュリティ、データ保全、サービススケーラビリティと情報システムとの統合を保証している。

Flexible Data「柔軟データ」 にマーケットプレイス、データ解析、プラットホームサービスが含まれてある。
Flux Visionは主に観光産業やリテールで使われる来客数や交通パターンを測定するソリューションである。携帯からのデータを統計数値にし、個人情報とプライバシーを守るためOrangeの独自開発技術で撤回不可能なデータ匿名化を行う。また、企業に必要なデータだけを提供するため、一時的なイベント、または、断続的なイベントの監視は可能になっている。Orangeのインディケーターは来客数とその分割「外国人/フランス人」、訪問の時間帯とその再発などのデータを集計する。Datavenue枠組みで提供される専門サービスではコンサルを始め、データサイエンスやIT統合サービスである。

「我々はオートモティブ、製造業、スマートシティ、ヘルスケア、スマートホームの複数のIoT関連分野で専門技術を手にしている。弊社の産業管理ソリューションで性能向上やスタッフ安全性が実現され、リモート・アシスタンスで患者ケアが強化され、スマートシティサービスで住民安泰に貢献実績がある。今回、Orange Datavenueのグローバル展開ため、ここまでのすべての実績をまとめた」とOrange Business ServicesのIoTとアナリティクス部署のVPオリバー・オンデット氏が語った。

Orangeは2016年前半のIoT向けLoRaネットワーク配置目標を上回り、現在1300市町を含む18都市圏で配置している。現在、Orangeが1000万以上のB2Bの機械を運営し、1分間で6500万アイテムの技術データを処理している。

企業や地方自治体顧客とパートナーのプロジェクトをサポートするよう、OrangeがLoRaネットワークを展開し続ける方針である。2017年の目標は、Orangeの LoRa®ネットワークは2600市町、120都市圏で室内外で使用可能になる。

Source:Orange

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