総務省、「IoT・5Gセキュリティ総合対策2020(案)」に対する意見募集を開始
2017年1月30日より開催しているサイバーセキュリティタスクフォースでは、IoT機器を踏み台としたサイバー攻撃等が深刻化している状況を踏まえ、2017年10月にIoTに関するセキュリティ対策の総合的な推進に向けて取り組 … Read more
5Gでは高速大容量通信が可能となる。高速大容量になると、例えば、2時間くらいの映画は2-3秒でダウンロードできるようになるのだ。しかし、多くの人は、NetflixやYoutubeの視聴にダウンロードの機能は使わずストリーミングの機能を利用している場合が多い。
では、なぜ、5Gの高速大容量通信がスゴイということになるのだろうか。
例えば、IoTが広がる中、街のいたるところにカメラが設置されようとしている。このカメラの映像を活用することで、犯罪者を取り締まったり、けが人を見つけたり、と様々な街の状況をとらえることができるようになる。
しかし、これを実現するには顔認識などのAIを活用する必要があるため、カメラが撮影した映像をクラウドにアップロードする必要があるのだ。そこで、この高速大容量が実現されることで、大量のデータをアップロードすることが可能になる。
これだけ聞くと、いい話のように感じるかもしれないが、実は、問題がある。それは、現状では通信基地局からケータイ端末に向かう方法の通信(下りの通信)の方が、その逆となる上りの通信より圧倒的に高速なのだ。
これは、これまでの通信キャリアが提供する通信サービスがスマートフォンで利用される前提であったことが大きい。今後、IoTが進み、様々な企業で事業をDX(デジタルトランスフォーメーション)する中で、上りの通信の充実が必要とされ変化してくるものと思われる。
次の特長が「低遅延」だ。この特徴は、レーシングゲームを思い浮かべると良い。レーシングゲームでは、操作するクルマは画面上にあるが、これが遠く離れた場所にある実際のクルマである状態をイメージしてほしい。
離れた場所にあるクルマを操作する時、通信に遅延があってはカーブで曲がり切れなかったり、緊急停止ができなかったりする。つまり、遅延がないということは、こういった問題が起きないということなのだ。
この技術は、例えば、遠隔手術などが実現された際に離れた場所からのロボットの操作で活躍したり、災害時に人の代わりに現地に向かうロボットを操縦するなどの際に活躍する。
最後の特長が「同時多接続」だ。この特徴は、1平方キロメートルあたり、100万個のデバイスにも接続可能となるというのだが、その結果、スマートシティが実現される。
どういうことかというと、スマートシティでは、街のインフラやクルマ、ヒトなどあらゆるモノが通信するようになることを前提としているので、一定地域内のすべてのデバイスが同時に接続してくることが実現できる必要があるのだ。
これらの例のように、5Gでは、これまでのようにスマートフォン上での進化だけが重要なのではなく、社会のデバイスとも結びつくことでその価値が発揮される。
産業面でのDXが加速する中、こういった変化は数年先の近い将来に起きている可能性があるのだ。
5Gの基本について解説する。
2020年3月に3キャリアより発表のあった、5Gサービスに関するイベントレポートを以下に紹介する。
5Gに関するインサイトを紹介する。
通信業界の世界的なイベントである、MWCのレポートを紹介。
2017年1月30日より開催しているサイバーセキュリティタスクフォースでは、IoT機器を踏み台としたサイバー攻撃等が深刻化している状況を踏まえ、2017年10月にIoTに関するセキュリティ対策の総合的な推進に向けて取り組 … Read more
楽天モバイル株式会社と日本電気株式会社(以下、NEC)は、コンテナ技術を導入し、RANからコアネットワークまでを5Gの通信技術を使用するStand Alone方式(以下、SA方式)の5Gコアネットワーク(以下、5GC)を … Read more
製造業、電気・ガスなど二次産業における工場、プラントといった施設では、広い敷地にバスや乗用車で入構し、入場ゲートで下車、入場登録、IDカードを提示するなど多くの時間を要する上に、IDカードの目視確認では人的ミスやなりすま … Read more
IDC Japan株式会社は、国内5G通信サービスの市場予測を発表した。これによると、2024年末の国内5Gネットワークの回線数は6,024万回線、2020年~2024年の年間平均成長率(CAGR:Compound An … Read more
東京都は、2019年8月に策定した「TOKYO Data Highway基本戦略」において、東京都に超高速モバイルインターネット網を構築することを掲げている。 その一環として、重点整備地域である西新宿エリアにおいてスマー … Read more
計測、稼働監視、センシング機能などのデジタルソリューションを提供するDMG森精機株式会社では、近年、変種変量・多品種少量生産の実現、また生産性向上やスキルの標準化など顧客の生産現場が求められるニーズが大きく変化しており、 … Read more
製造業界においては、変種変量・多品種少量生産の実現、生産性向上、スキルの標準化など、製造現場における課題は近年大きく変化しており、機械の高精度化・高効率化とともに製造現場の自動化に対するニーズが高まっている。一方、工作機 … Read more
従来の基地局設備は、専用のハードウェアとソフトウェアが一体となっており、あらかじめ周波数などのリソースの割合や設置場所を決めて運用されていた。そのため、例えばあるエリアにおいてモバイルブロードバンド回線に多くのリソースを … Read more
5Gのサービス開始により、データ通信の大容量化・高速伝送化・複数機器の同時接続などのさらなる技術革新が予想される中、5G対応ミリ波周波数帯(28GHz帯)通信機器の拡大が見込まれている。 パナソニック株式会社 インダスト … Read more
三井不動産株式会社とKDDI株式会社は、5Gを活用したオフィスビルのDXを目指し、2020年4月に基本合意書を締結した。今後、オフィスビルの課題解決や働き方改革を促進するオフィスソリューションの提供に向けた取り組みを実施 … Read more