日本エンタープライズ株式会社、丸紅ネットワークソリューションズ株式会社(以下、丸紅ネットワーク)、株式会社パルコデジタルマーケティングは、三社が開発する「AI画像解析による駐車場出庫時間表示サービス」が、「イオンモール広島府中」において、2024年3月1日より本格導入されることを発表した。
「AI画像解析による駐車場出庫時間表示サービス」は、丸紅ネットワークが開発したAI解析ソリューション「TRASCOPE-AI」を活用し、立体駐車場内の車両状況をAI画像解析の上、出口までの所要時間を施設館内等に表示するサービスだ。
これにより、訪れる客に対して混雑を緩和し、店舗の再利用を促すとともに、施設の人員配置の最適化にも役立てられる。

このサービスは、2020年12月に「テラスモール松戸」に導入されており、今回「イオンモール広島府中」にも導入されることになった。ここでは、駐車台数が5,000台という大型立体駐車場が設けられている。
今回「イオンモール広島府中」に同サービスを導入することで、立体駐車場から各出口までの49ルートすべての出庫所要時間(現在の見込み値と30分後・1時間後の予測値)を、施設内のサイネージや公式ウェブサイト、アプリで表示する。

さらに、立体駐車場5棟の一部に連絡通路があり、混雑時には臨時出口も設けられる施設の特性を考慮し、出口のスロープごとに塗られた色に合わせてサイネージ等の媒体を配色することで視認性を上げ、確認時やドライブ時の利便性を向上させた。
また、施設側ではカメラ画像と合わせて混雑状況を一覧確認でき、臨時出口の表示有無も管理できるようになった。
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