株式会社シーティーエス(以下、CTS)は、建設現場の生産性向上に貢献する現場業務支援サービス「サイトアシストパッケージ(SAP)」の現場情報関連コンテンツの一つであるクラウド映像サービス「IoT SmartHub」に、新しい機能を追加したと発表した。
今回追加された機能は、AIカメラで交通量を自動カウントする「LIVE TRAFFIC COUNTER」と、来場者数を自動カウントする「LIVE PEOPLE COUNTER」だ。
これらは、AIカメラを利用することで、人や車両を自動で判別し、リアルタイムにカウントするというものだ。
データは蓄積され、日付、曜日、時間帯での絞り込み表示も可能だ。
活用シーンとしては、交通量調査の代替や交通影響評価、通行規制判断や来場者数調査などが挙げられている。

また、気象観測データに基づきリスクを自動警告する「SORATENA Sync」も追加された。
「SORATENA Sync」は、風速・雨量・WBGT(湿球黒球温度)をリアルタイムに監視し、設定したリスク閾値を超えた際、即時に現場へ警告を発する機能だ。
株式会社ウェザーニューズの「ソラテナPro」を利用することで、気温、湿度、気圧、雨量、風速、風向、照度を観測し、風速、雨量、WBGTなどの値をリアルタイムに監視する。
そして、あらかじめ詳細な閾値を設定しておくことで、自動的にストロボサイレンが音と光で通知するほか、メール・チャットアプリ「建設現場向けレンタルビジネスチャット direct」で即時通知するというものだ。
活用シーンとしては、高所・クレーン作業における風速観測や、夏場の屋外作業における熱中症対策、雨天・気象変動時における適切な判断材料としての活用などが挙げられている。

なお、「LIVE TRAFFIC COUNTER」「LIVE PEOPLE COUNTER」「SORATENA Sync」は、レンタル形式で提供されるとのことだ。
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