ラスベガスで開催されていたCESレポート第15弾は、サムスン、LGのスマートホームに関するレポートだ。
キーノートも行なったLG。その展示の目玉は、トップ画像でも掲載した、曲がる液晶を活用した格納できるテレビだ。


格納できるといっても、薄いディスプレイを丸めていく感じなので、台座部分にはそれなりのスペースが要する。
そのほかの展示はというと、LGは以前から発表しているThinQと呼ばれるAIプラットフォームを活用した、スマート家電のハブ化、インテリジェント化が中心で、サムスンに関しても、Bixbyと呼ばれるAIエンジンを中心としたハブ化とインテリジェント化がメインとなっていた。
サムスンに関しては、家中ハブであるSmartThingsを介してクルマやオフィスとも連携するイメージを打ち出しいてたが、これらもハブ化の延長と言える。

期待されていた、ヒトの動きを自動的に学習して、反映させるという点については残念ながら推しておらず、音声に対して反応するというところに留まっていた。
■CES2019レポート
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IoTNEWS代表
1973年生まれ。株式会社アールジーン代表取締役。
フジテレビ Live News α コメンテーター。J-WAVE TOKYO MORNING RADIO 記事解説。など。
大阪大学でニューロコンピューティングを学び、アクセンチュアなどのグローバルコンサルティングファームより現職。
著書に、「2時間でわかる図解IoTビジネス入門(あさ出版)」「顧客ともっとつながる(日経BP)」、YouTubeチャンネルに「小泉耕二の未来大学」がある。