CompTIA、日本の10代の36%が将来ITキャリアを検討と発表

CompTIA日本支局は、「International Youth Perspectives of Technology and Careers(国際比較からみるITとキャリアに関する若者の視点)」の調査結果の日本に関する部分を発表した。

同調査は、2019年8月に、オーストラリア、ブラジル、カナダ、インド、日本、オランダ、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、南アフリカ、英国、および米国の11か国で、13~18歳の回答者を対象としてオンラインで行われた。若者(13~18 歳)のIT、彼らのキャリア、仕事の将来に関するさまざまな問題に対する視点を調査している。

同調査によると、調査対象となる日本の10代の36%が、ITキャリアを検討していることがわかった。10代の若者に最も人気があったのは、ビデオゲームの設計、スマートフォンアプリの設計、ウェブデザインであった。

しかし同調査では、多くの若者がIT業界を職業として検討する上で妨げとなっている障害があることも明らかとなった。例えば、10代の30%が高校や大学でのITの学習や経験する機会が不足していると感じていること、また、日本の10代の23%は、ITキャリアは踏み入るのが難しいという理由から、手の届かないところにあると考えている。さらに、教育やトレーニングが高価であることも障害の1つであることが分かった。

調査ではまた、日本の男子は、女子と比較して、両親、教師、知人などからITキャリアの検討をより奨励されていることが分かった(男子35% /女子16%)。これは、キャリアアドバイスに関して性別バイアスが依然として存在することを示している。

CompTIA、日本の10代の36%が将来ITキャリアを検討と発表

同調査結果からは、日本の10代の若者の45%は全般に、ITはプラスの方向に向かっていると考えていることも分かった。これに対し、マイナスの方向に向かっていると感じていると回答したのが9%、不確実という意見が46%だった。グローバル全体の数字を見ると、54%がプラス、11%がマイナス、35%が不確実という回答だった。

肯定的な意見に寄与する要因には、ITはより速く、より良く、より多くの機能をもたらす、さらには、多くのユーザーニーズを満たす選択肢を提供するという意見があがった。日本の若者の60%近くが、ITの自動化や、仕事の未来に関して見聞きしていることを報告しており、その不確実性に対してある程度の懸念を示している。

日本支局長Dennis Kwok氏は次のように述べた。「かなりの割合の若者がITを彼らのキャリアオプションと見ていることを心強く感じます。しかし、IT職に関する誤解を解消することや、21世紀のワークフォースを反映したキャリア指導やリソースを提供するなど、やるべきことが多くあることも明らかです。」

続けて、「ITのキャリア選択に関して、これらは素晴らしい選択肢ですが、ITには、給与が良く、新たなより大きな責任感を身に付けることができ、最も重要なこととして、社会にプラスの影響を与えることのできる職種が多く存在します。私どもは、そのメッセージを次世代の人材に伝えるため支援活動に取り組む必要があります。」と述べた。

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