NTT東日本、IOWN技術の活用に向けた新拠点「IOWN Lab」を開設
東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)は、IOWN技術を活用したユースケース創出へ向けて、さまざまなパートナーと共同実証を行う「IOWN Lab」を、2024年1月24日に開設した。 「IOWN Lab」は、IOW … Read more
5Gでは高速大容量通信が可能となる。高速大容量になると、例えば、2時間くらいの映画は2-3秒でダウンロードできるようになるのだ。しかし、多くの人は、NetflixやYoutubeの視聴にダウンロードの機能は使わずストリーミングの機能を利用している場合が多い。
では、なぜ、5Gの高速大容量通信がスゴイということになるのだろうか。
例えば、IoTが広がる中、街のいたるところにカメラが設置されようとしている。このカメラの映像を活用することで、犯罪者を取り締まったり、けが人を見つけたり、と様々な街の状況をとらえることができるようになる。
しかし、これを実現するには顔認識などのAIを活用する必要があるため、カメラが撮影した映像をクラウドにアップロードする必要があるのだ。そこで、この高速大容量が実現されることで、大量のデータをアップロードすることが可能になる。
これだけ聞くと、いい話のように感じるかもしれないが、実は、問題がある。それは、現状では通信基地局からケータイ端末に向かう方法の通信(下りの通信)の方が、その逆となる上りの通信より圧倒的に高速なのだ。
これは、これまでの通信キャリアが提供する通信サービスがスマートフォンで利用される前提であったことが大きい。今後、IoTが進み、様々な企業で事業をDX(デジタルトランスフォーメーション)する中で、上りの通信の充実が必要とされ変化してくるものと思われる。
次の特長が「低遅延」だ。この特徴は、レーシングゲームを思い浮かべると良い。レーシングゲームでは、操作するクルマは画面上にあるが、これが遠く離れた場所にある実際のクルマである状態をイメージしてほしい。
離れた場所にあるクルマを操作する時、通信に遅延があってはカーブで曲がり切れなかったり、緊急停止ができなかったりする。つまり、遅延がないということは、こういった問題が起きないということなのだ。
この技術は、例えば、遠隔手術などが実現された際に離れた場所からのロボットの操作で活躍したり、災害時に人の代わりに現地に向かうロボットを操縦するなどの際に活躍する。
最後の特長が「同時多接続」だ。この特徴は、1平方キロメートルあたり、100万個のデバイスにも接続可能となるというのだが、その結果、スマートシティが実現される。
どういうことかというと、スマートシティでは、街のインフラやクルマ、ヒトなどあらゆるモノが通信するようになることを前提としているので、一定地域内のすべてのデバイスが同時に接続してくることが実現できる必要があるのだ。
これらの例のように、5Gでは、これまでのようにスマートフォン上での進化だけが重要なのではなく、社会のデバイスとも結びつくことでその価値が発揮される。
産業面でのDXが加速する中、こういった変化は数年先の近い将来に起きている可能性があるのだ。
5Gの基本について解説する。
2020年3月に3キャリアより発表のあった、5Gサービスに関するイベントレポートを以下に紹介する。
5Gに関するインサイトを紹介する。
通信業界の世界的なイベントである、MWCのレポートを紹介。
東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)は、IOWN技術を活用したユースケース創出へ向けて、さまざまなパートナーと共同実証を行う「IOWN Lab」を、2024年1月24日に開設した。 「IOWN Lab」は、IOW … Read more
STマイクロエレクトロニクス株式会社は、デュアルコアのSTM32WL55JCワイヤレスSoC(システム・オン・チップ)をベースとしたプログラム可能な長距離・低消費電力IoT向けSiP(システム・イン・パッケージ)モジュー … Read more
日本電気株式会社(以下、NEC)は、Beyond 5G・6Gの高速化・大容量化を実現するためのデジタルシグマRoF(RoF: Radio over Fiber)に、自社で開発した無線信号の信号品質を改善する、歪補償技術を … Read more
アラクサラネットワークス株式会社(以下、アラクサラ)と慶應義塾大学は、NEDOの事業の一部として、従来検出が難しかった1%以下の微少なパケットロスを検出し、異常の見逃しと誤検知を同時に低減する「サイレント障害検知技術」を … Read more
株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)、NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)、日本電気株式会社(以下、NEC)、Sandvineは、ハイブリッドクラウド構成で構築した5Gコアネットワーク(5GC)と、 … Read more
さくらインターネット株式会社は、BBIX株式会社とBBSakura Networks株式会社が共同で開発した新サービス「Open Connectivity eXchange」(以下、OCX)を、2024年1月15日に提供 … Read more
アンリツ株式会社とSCSK株式会社は共同で、帯域制御装置「PureFlowシリーズ」の新製品「PureFlow AS1」を、2024年1月15日からSCSKを通じて販売することを発表した。 「PureFlow AS1」は … Read more
KDDI株式会社は、厚生労働省管轄の災害医療派遣チームDMAT(Disaster Medical Assistance Team)と共同で、衛星ブロードバンドStarlinkを利用した医療活動の支援を、2024年1月10 … Read more
建設分野においては、建設労働者の減少・高齢化に加え、働き方改革関連法の施行への対応、安全・安心な労働環境の構築などの課題に加え、建設現場において通信環境をどのように整備するかといった課題が存在している。 株式会社長大、日 … Read more
株式会社マイクロリサーチは、LTE回線をWAN側回線として利用できるLTE Cat.M1通信モジュール内蔵のIoTゲートウェイ「MR-NVT340」を、2023年1月15日から開始すると発表した。 「MR-NVT340」 … Read more