株式会社村田製作所とSCSK株式会社は、村田製作所の生産性向上ソリューション「m-FLIP」(エム・フリップ)に、SCSKが持つITフルラインサービスを組み合わせたサービスを、2018年9月1日から提供開始する。
昨今、IoT技術・データ可視化技術などを活用した生産性向上への取り組みが注目されている。しかし一方で、生産現場のIoT技術・データ可視化技術の活用には、豊富な実績に基づくものづくりと最新のIT活用が不可欠となる。
村田製作所とITフルラインサービスを提供するSCSKは、2017年9月にスマート・ファクトリー・オートメーション領域向けソリューションビジネスを推進していくための協業基本契約を締結し、協業の取り組みを開始した。
この協業の取り組みの一環として、村田製作所が社内で10年以上利用実績がある設備稼動見える化ソフトウェアを、他の製造業でも活用できるよう、生産性向上ソリューション「m-FLIP」として商品化。SCSKはその協業パートナーとして同ソリューションの販売を開始する。
村田製作所は導入支援と導入後のデータ活用支援サービスを提供し、SCSKは販売業務を含めたインテグレーションサービスを提供する。
「m-FLIP」は、製造装置の稼動率をIoT技術と村田製作所の改善活動ノウハウで最大化させるソリューション。生産設備が「チョコ停(設備がはっきりしない理由で、しばしば短時間停止すること)」、段取り、点検、故障、休憩などの理由で停止するのを見える化し、改善できる粒度まで停止要因を細分化する。
【関連リンク】
・村田製作所(Murata Manufacturing)
・エスシーエスケイ(SCSK)
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