JR東日本は、電車の中でトレーニングするアプリ、「‘TRAIN’ing(トレイニング)」を企画・開発した。
このアプリでできることは、「カラダを鍛える」「ストレッチする」「リラックスする」という3つのことだ。
「座っている」「手すりにつかまっている」「つり革につかまっている」の3つから乗車位置を選択すると、そのポジションと目的にあったベストなプログラムが自動生成される。
‘TRAIN’ingの使い方
※source:JR東日本の動画
まず、アプリをダウンロードする。
そして、アプリにチェックインする。まず、どの駅からどの駅まで移動するか(トレーニングルート)を設定する。
そして、「鍛えるか」「整えるか」を選択。
さらに、目的を「フィジカル」「メンタル」から選ぶ。
新型車両が到着したら、乗り込む。そして、列車に搭載されたビーコンをスマホが受信して、列車が発射するとは始まるのだ。
トレーニングの開始は、トレーニングギヤを選ぶところから始まる。トレーニングギヤといっても、ダンベルなどではない。「つり革」「椅子」「手すり」という電車にあるものだ。
ほどなく、トレーニングプログラムが作成される。
「ストラップアップ」では、両手でつり革を持ち、首をすくめるように両肩をあげるという運動だ。
「シットアームリフト」では、持っているバッグを腕を水平にして持ち上げる。バッグが重い日は大変だ。
他にも、集中力を高める「ブレストレーニング」など80種類以上のトレーニングが用意されている。さらに、運動実績は、グラフやバッチで確認することができるのだ。
電車に乗っている間に、筋トレができたリフレッシュができたりするこのアプリ、‘TRAIN’ingは、iPhone版のみ公開しており、アプリ起動から77日間の利用が可能である。
ダウンロード期間は2019年12月26日までで、利用期間は2020年3月12日までとなっているということだ。
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IoTNEWS代表
1973年生まれ。株式会社アールジーン代表取締役。
フジテレビ Live News α コメンテーター。J-WAVE TOKYO MORNING RADIO 記事解説。など。
大阪大学でニューロコンピューティングを学び、アクセンチュアなどのグローバルコンサルティングファームより現職。
著書に、「2時間でわかる図解IoTビジネス入門(あさ出版)」「顧客ともっとつながる(日経BP)」、YouTubeチャンネルに「小泉耕二の未来大学」がある。