首都圏では大型のオフィスビルやホテル・商業施設・タワーマンションの建設が加速しており、不動産管理への注目は高まっている。
特にマンションにおいては、駅近の新築や中古マンションともに需要が大幅に伸長している。全国 655万戸の分譲マンションに国民の8分の1が住んでいるなど、マンションへの居住は拡大している。
マンション管理市場は、2016年から2025年にかけて、1.2倍に拡大すると予測されている。
こうした状況に伴い、マンションの資産価値をどのように管理していくかが重要であり、マンション管理会社にかかる期待や責任は大きくなっている。
株式会社内田洋行ITソリューションズは、マンション管理システム「マンション21Smaw」を開発し、1月22日より発売を開始する。
マンション21Smawは、マンション管理会社のサービス向上と業務効率改善を支援することができる。
サービス向上支援のための機能は下記の3つだ。
- データ管理機能
モバイルで資料の閲覧や作成を可能にした。関係者が必要とする情報を同一データベース内で一元管理することが可能になる。 - マンション入居者の専有部設備の情報管理
これまで共有部中心だった修繕管理に専有部設備の情報を追加する。 - 内部統制機能
外部への提出書類や、権限設定による支払い処理作業等の制限を加える。
業務効率改善のための機能は下記の4つである。
- マルチデバイスに対応するインターフェイス
オペレーションミスを防ぐため、操作性と見やすさを向上させた。 - クラウドAPI連携機能
RPAやAIツールなどと連携させることでトータルシステムの構築を可能にした。 - 自動仕訳機能
出納処理の実行と同時に仕訳作成を実行する自動仕訳機能を行う。 - 予算案作成機能
期中の予算消化状況を確認しながら翌期の素案作成が可能にした。
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大学卒業後、メーカーに勤務。生産技術職として新規ラインの立ち上げや、工場内のカイゼン業務に携わる。2019年7月に入社し、製造業を中心としたIoTの可能性について探求中。