株式会社ライナフは、事業の強化を目的として、三菱地所株式会社、株式会社DGインキュベーション、西武しんきんキャピタル株式会社、他を引受先として、総額3.9億円の資金調達を実施した。設立2年を迎え更にWEBサービス、ハードウェアの開発、採用を強化するという。
スマートロックを活用した内覧システム「スマート内覧」は累計導入室数が100室を突破した。導入した物件では今まで内覧出来なかった時間帯に、共働き家庭や一人で物件を見たい方の利用も増加し、不動産探しに求められることが大きく変化している。
機能面では室内タブレットから不動産会社の担当者と会話をしたり、気に入った部屋をその場で申し込むことが可能になった。今後は室内タブレットの人工知能(AI)コンシェルジュが質問に答えるなど、新しい機能を開発していくという。
また、スマートロックを活用した貸会議室運営システム「スマート会議室」は今年度内100室を突破する。テナント募集中や取り壊し前などに一時的に会議室運営をするビルオーナー、自社の会議室をシェアし収益化する企業など新しい活用方法が出てきている。今後は会議室利用者の様々なデータを解析し(ビッグデータの活用)エリアによる最適料金の提案や利用者の行動分析をマーケティングで活用できる付加価値の高いサービスを提供していくという。
【関連リンク】
・ライナフ(Linough)
・三菱地所(MITSUBISHI ESTATE)
・DGインキュベーション(DG Incubation)
・西武しんきんキャピタル(Seibu Shinkin Capital)
・スマート内覧
・スマート会議室(SMART KAIGISHITSU)
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