拡張現実(AR)技術を提供するEdgyBeesは、DJIの「PHANTOM 3 PRO」、「PHANTOM 4」シリーズと「MAVIC PRO」に対応した、ドローンの操縦方法を学べるARモバイルアプリ「Drone Prix」を発表した。DJIのソフトウエア開発キット(SDK)を使用して開発された「Drone Prix」は、DJIの空撮プラットフォーム専用となる初めてのARアプリで、特に操縦経験の少ないユーザーへ、安全に楽しみながら操縦スキルを学ぶことができるという。
アプリ内のゲームでは、実際に必要とされる操縦技術を活用し、ARで作られた仮想の障害物コース上でドローンを飛行させ、障害物を回避しながらポイントを集める。ユーザーは、世界中からゲームに参加しているパイロットたちと、ベストパフォーマンス、ベストポイント、ベストタイムを競うことができるという。
Drone Prix アプリの主な機能は以下の通り。
- ソロ&コンペティションモード(Solo and Competition Modes):
自分の前回タイムと競うタイムアタックレースや、世界中からゲームに参加しているユーザーとランキング上で競うレースを選択できる - フライトアシスタント(Flight Assistant):
トラックガイドのナビゲーションで、障害物の周りにあるコインやポイントを集めながら操縦する - 多彩なコース(Multiple Courses ):
初心者向けから熟練者向けまで、30 を超える障害物コースから選択できる - SNS 共有(Social Engagement):
ユーザーは自分のユーザーIDをFacebookアカウントと連携し、高得点のトップパイロットとして共有できる
「DJI GO 4」アプリと同様に、「Drone Prix」はユーザーのスマートフォンやタブレットにダウンロードし活用するアプリ。ドローン、送信機とスマートデバイスの電源を入れアプリを立ち上げ、全ての機体が接続された後、ユーザーはドローンのカメラビューをアプリ画面で確認できる。その後、コースを選択して飛行を楽しめる。
「Drone Prix」アプリは、AppleのApp StoreおよびGoogle Play Storeからダウンロード可能。(※アプリは英語版のみの提供)
【関連リンク】
・ディー・ジェイ・アイ(DJI/大疆创新科技)
・Edgybees
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