アプリックスIPホールディングス株式会社は、IoTに必要なすべてのものを提供しており、家電製品等への組み込み用の通信モジュールとして「お知らせビーコン®」、iOSおよびAndroidに対応した「アプリケーション」および「クラウド」までトータルで提供するIoTソリューションと、株式会社リクルートホールディングスが保有する「グルメ」「旅行」「天気」「占い」等の多彩な情報コンテンツを融合させたコーヒープロジェクトの実証実験を開始したことを発表した。
今回のコーヒープロジェクトの事例は、10月7日から開催されるCEATEC JAPAN 2015において、動体デモを用いて展示される。
昨今、IoT市場は国内外ともに急速に拡大しており、IoTに繋がるデバイスの数は2015年の50億個から、2020年には5倍の250億個まで増えると予想されている※2。
一方で、家電製品のIoT対応は、販売後も利用者が何年にもわたり使い続けられるよう、スマートフォンのOSバージョンアップや新機種に対応したアプリケーションのアップデートが課題のひとつとなっていた。
アプリックスのIoTソリューションでは、メーカー側の費用負担なくアプリケーションのメンテナンス対応ができるよう、情報コンテンツやEコマースのプロバイダーと連携してIoT向けのアプリケーションとクラウドのサービスを提供していく。
このたびの実証実験では、アプリックスの「お知らせビーコン」が内蔵されたコーヒーメーカーを用いたモニターによる実証実験を行い、各モニターの性別や年齢、趣味趣向や状況に応じて、コーヒー占いなどのエンターテインメント・コンテンツや、天気、グルメ、旅行などの利用者にとって価値のある生活に役立つ情報を提供する。
IoTサービスアプリを経由して、オフィスや家、店舗などあらゆる生活空間にあるIoT製品から、行動履歴をログとして蓄積し、ビッグデータ化することでさまざまなサービスへの活用が可能となる。
今後、実証実験で得られた各データを基に、新サービスの提供に向けて検討を進めていく。
【関連サイト】
・アプリックスIPホールディングス株式会社
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